トライアウト

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日「プロ野球12球団合同トライアウト」が行われました。
公式戦終了後のクライマックスシリーズ・日本シリーズ更にWBC強化試合と続いている中でのトライアウトです。
上記の試合では出場する皆さん胸を張ってチームや日本を代表して溌溂とプレーしています。
それに比べてこのトライアウトでは何か物寂しい印象を受けるのは私だけでしょうか。
参加した選手は野手が23人、投手が26人の合計49人です。
トライアウトに参加する選手は基本12球団からこのオフに戦力外とされた選手がメインで他にBCリーグから
NPB入りを狙うもしくはNPBに復帰を狙う選手たちが若干(今回は5選手)います。
ここ数年の傾向ではトライアウト参加からNPBに入団できるのは(育成を含め)数人です。(昨年は1人)
ということは参加したほとんどの選手たちは残念な結果に終わるわけです。
そのようなところから私は何か物寂しい雰囲気をこのトライアウトから感じてしまうのでしょう。

今回のトライアウトではヤクルトからは中山外野手と寺島投手が参加しました。
吉田大成内野手はどうするのでしょうか。
他にも元ヤクルトの秋吉投手とかヤクルト戦にもよく出ていた中日の桂捕手や三ツ俣内野手、
巨人の桜井投手や井納投手、広島の菊池投手や阿部内野手なんて大物も参加していました。

中山選手は3打数1安打でしたが相変わらず固いフォームでした。スタンドには引退した坂口外野手が陣取り
オフには中山選手の練習につきあっていたなんていう話も出ましたが、中山選手の持ち前の怪力からの一発が出たわけではなく
大卒4年目26歳ですがちょっと厳しいところです。
寺島投手は3打席1被安打、1四球とこれも冴えない結果でした。
寺島投手は2016年のドラ1で、この年のドラフトはソフトバンクに入団した田中正義投手が5球団競合、中日に入団した柳投手が
2球団競合し、高校四天王との前評判だった寺島がヤクルト、藤平が楽天、今井が西武に1位単独指名、高橋昂が広島に2巡目で
入団しましたが、柳投手が中日の主力投手になったり今井投手が頑張っている程度です。
昨日の寺島投手を見ても150Kmを超えるストレートがあるわけでもなく絶妙なコントロールがあるわけでもなく、
プロ入り6年で伸びるどころかしぼんでしまった印象でした。
秋吉投手は二人を打ち取った後、中山選手にヒットを打たれました。
トライアウト成功組の投手は3人の打者を3者三振位に打ち取って初めて(ヤクルト入りした宮台投手がそうでした)
NPB復帰の道が開けるわけで、ちょっと厳しいところです。
打者は2安打くらい打たないと目立ちません。

結果はこれからですがトライアウトから何人が再契約にこぎつけられるか、見守りましょう。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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