中日の誰にやられた―2

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日「中日の誰にやられた?」というブログを書きました。
その中では中日の高橋宏投手には徹底的にやられた以外それほど驚くような天敵がいたようには思えませんでした。
ここで総合的に見てみましょう。

ヤクルト通年成績: 総得点619点(セリーグ1位)、総失点566点(5位)、チーム打率.250(3位)、防御率3.52(4位)
本塁打174本(1位)
ということで村上の本塁打があったので本塁打数は1位で、あと村上の圧倒的な打点王もあり得点も1位でした。
しかしそれ以外は優勝したチームとは思えない成績です。
これを踏まえて対中日の成績を見てみましょう。対中日は25試合で全体の17.5%です。
93得点(15.0%)、91失点(16.1%)、打率.234、防御率3.56、23本塁打(13.2%)
広いバンテリンドーム効果プラス強力中日投手陣もあってホームラン数は平均よりかなり低め、打率も下がってます。
こう見ると村上はともかく(村上はバンテリンドームでも7本塁打打ってます。他は横浜で6本、甲子園6本、
マツダ8本で、東京ドームはなぜか2本と苦手にしています)中日戦では打線が抑えられた、と言えそうです。
しかし本塁打以外は驚くようなダウンは無いわけです。

それでは逆に中日側から各数字を見てみましょう。
中日の通算成績は
414得点(セリーグ6位)、495失点(5位)、打率.247(4位)、防御率3.28(2位)、62本塁打(6位)
そして対ヤクルト戦は、91得点(18.4%)、93失点(18.8%)、打率.263、防御率3.42、15本塁打(24.2%)
ということで中日は打つ方は駄目でしたが投手陣は頑張った、しかし最下位でした、ということです。
対ヤクルト戦では4試合勝ち越していますが失点が得点を上回っています。
何より驚きは本塁打率の高さです。ヤクルト戦に占める本塁打数は24.2%です。
本塁打数がセリーグのダントツ6位(5位は阪神の84本)ですがなぜかヤクルトの投手陣は一発をよく浴びたようです。
ここいらに中日にやられた敗因の一つがありそうです。
ヤクルト投手陣の今シーズンの被本塁打は141本です。そのうち中日には15本打たれていつわけで、これはヤクルト投手陣の
全被本塁打の10.6%ですから、全体から見れば少ない本数です。これは中日野手の本塁打数がセリーグのダントツ6位から
みれば妥当な話です。しかしその本塁打の少ない中日打線が比較的ヤクルト戦では本塁打を打っているというところが
ポイントです。すなわち本塁打が打てない中日打線ですがヤクルト戦では頑張って打つ。
しかしヤクルト投手陣はそもそも被本塁打の多い投手陣なので、ヤクルト全体数から見れば少ない、となります。
しかもヤクルトの対中日得点数は失点を上回っています。しかし負け越しているということは
ヤクルトは勝つ時はお祭り打線が爆発して大量得点。しかし多くの試合では僅差の試合となり、競り負け、
一発に泣く、なんてことが多かった、ということになります。
この対中日戦敗因検証はもう一回更に掘り下げる必要がありそうです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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