先発の頑張り

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日まででヤクルトはセリーグのペナントレースでは2位巨人と4ゲーム差、最下位阪神とは11.5ゲーム差です。
交流戦は4カードすべて勝ち越しで9勝3敗の首位です。

ここまでチームの数字を見ると、チーム打率は .238でセリーグで5位、本塁打は2位、盗塁は2位、失策は1位タイ、防御率は2.75で
1位です。こう見ると本塁打でどんと得点する以外に、走って打率の低さをカバー、堅い守りと共に投手力で
少ない得点を守り抜くというチーム像が浮かびます。

実際特に一昨年までの投手陣崩壊の姿が少しづつ改善し、今年は先発投手陣も頑張っています。
今年の先発投手陣はどうなのか、5失点以上した(投手陣が打ち込まれた)試合の先発のパフォーマンスを見てみましょう。

3月25日 阪神戦 小川 3回 4失点
終盤に阪神中継ぎ陣を打ちこみ大逆転。10-8で逆転勝利。

3月29日 巨人戦 奥川 4回1失点で負傷鋼板
中継ぎが打ち込まれ3-5で敗戦

3月31日 巨人戦 原6回3失点で黒星 3-6で負け

4月1日 DeNA戦 小川6回3失点で黒星。1-6で負け

4月5日 中日戦 サイスニード 3回5失点
中継ぎが打たれ敗戦 6-7で負け

4月7日 中日戦 石川 5回4失点で黒星。 3-11で負け

4月13日 広島戦 高梨5回4失点で黒星。1-5で負け

4月16日 DeNA戦 原3回4失点で黒星。0-6で負け

4月22日 阪神戦 高梨6回2失点で黒星。0-6で負け。

4月24日 阪神戦 金久保 2.1回6失点で黒星。3-11で負け

4月28日 広島戦 高橋5回2失点。 9-5で勝ち

5月15日 広島戦 石川5回3失点。5-5で分け

5月18日 阪神戦 高橋3回6失点で黒星。 1-8で負け

5月25日 日ハム戦 スアレス5回3失点。7-6で勝ち

5月26日 日ハム戦 小川7.2回3失点。中継ぎが打たれ6-9で負け

以上で何が分かるでしょう。
ヤクルトは56試合消化しており、内15試合で投手陣が5失点以上しています。
そのうちの先発の成績を見ると、3月25日の小川、4月5日のサイスニード・4月16日の原・4月24日の金久保・5月18日の高橋の
5試合を除いては崩れたというほど打ち込まれてはいません。
更に驚きは5月に入って大量失点試合が激減し、6月はまだ5試合ですが4失点以下に投手陣が強力パリーグ打線を
押さえているということです。
ここでわかることはもともとヤクルトの中継ぎ陣は定評がありましたが、先発陣もシーズンが進むにつれ
急激に良くなっているということです。
実際にヤクルトの成績も5月に首位に躍り出てここまで7カード連続勝ち越しということからも、チームの好調さは
分かります。そして再々言っていることですが今年のヤクルトは貧打ですから、こつこつと稼いだ少ない得点を
先発から中継ぎ・勝利の方程式としっかり守り切って勝ちを拾うのがここのところのヤクルトの
勝ちパターンということになります。
これで主軸も含め強力打線が復活となれば鬼に金棒ですが、世の中そんなにうまいことが転がっているとは
思えません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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