まず一歩 9月7日ヤクルト―阪神

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

高津監督がやっと柔軟なスタメン作りに切り替えました。
阪神先発ヤクルトの天敵青柳(ヤクルトに8連勝中。今年は3連勝)対策で、「青柳怖い」の山田・塩見を外し、
1番宮本、2番坂口、3番青木、4番村上、5番中村、6番オスナ、7番元山、8番サンタナ、9番奥川というラインナップです。
1番から4番まで左を並べ、5番には青柳に強い中村、8番にも左の元山と徹底したサイドスロー青柳対策です。
サイドスロー対策は右打者は押っ付けたり流したりです。中村はこれに長けています。
昨日の青柳は本調子ではなかったのでしょうが、2回のサンタナのホームランは外角高めの球を強振せず流して
ギリギリですがスタンドインでした。
山田や塩見になぜできないのでしょうか。

昨日は18安打、12得点とヤクルトの皆さん打率打点稼ぎができました。
村上なんか2安打、1本塁打、4四球、4打点と全打席出塁です。3回の3ランホームランでやっと打球が高く上がりました。
オスナも3安打、サンタナも2安打1本塁打でみなさんよいバッティング練習ができて、調子を取り戻せたようです。
その中で青柳対策で先発の元山が一人(投手の奥川を除いて)6タコの蚊帳の外でした。どうしたんでしょう。

一方ヤクルト先発の奥川は圧巻の投球でした。7回、83球を投げ、2被安打、8奪三振、無四球、無失点の堂々たる
6勝目です。奥川のフィールディングの良さも際立っています。1回の近本のピッチャーゴロ、2回の大山の
ピッチャーライナーをうまく捕球し、ピンチを招かずに済んでいます。小川他みたいに飛んできたボールをよけていれば、センター前ヒットです。「芸(守備)は身を助く」、です。
しかしこの奥川に対する過保護状態は続きます。83球で降板です。完投も十分行けたはずですが。
大量得点差(12-0)ということで、8回は大西、9回はリハビリ中の石山が登板しました。余裕です。

昨日私はこの阪神戦を「分水嶺」と名付けましたが、分水嶺を一歩超えることはできました。
今日はコロナからのリハビリ中の小川対阪神は伊藤将です。伊藤投手はサウスポーのルーキーですが投手王国?の
阪神で15先発で7勝6敗と大活躍です。
今年の阪神は佐藤外野手・中野内野手とルーキーの大当たりです。
ヤクルトでは2012年の小川・石山以来ルーキーの活躍なんて絶えてありません。
阪神は2年前にも近本・木浪のルーキーコンビが大暴れしました。
一方でFA選手も取って、阪神には糸井・西勇等ベテランの大物も積極的に補強していますが、
外国人選手も8人も抱える一方で、ルーキーでも当たっています。
トップを走っている秘密の一端がここに見えます。

さあ今日はなんとか小川が試合を作って、昨日お休みの山田・塩見が阪神の先発の伊藤将を打ち崩し
優勝戦線に躍り出たいものです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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