またまた黄金世代が!JLPGAほけんの窓口レディース

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

女子ゴルフ界の黄金世代以下の躍進が留まりません。
先週のほけんの窓口レディースは2日目が発雷で中断し、36ホールのトーナメントとなりましたが、
プレーオフの末、ここ2週連続で悔しい2位を続けていた黄金世代の大里桃子が2勝目を飾りました。

我がヤクルトでも村上21歳(00年2月生まれ)、金久保21歳(99年11月生まれ)、奥川20歳(01年4月生まれ)が
大活躍しています。村上・金久保は女子ゴルフの黄金世代とプラチナ世代の間の年代ですからJLPGA賞金ランキング2位の
稲見萌寧と同年代です。更に奥川はプラチナ世代の1年下、4週前のバンテリンカップで優勝した山下美夢有と同学年となります。
プロ野球でも若い選手の台頭はありますが、女子ゴルフ界のそれは群を抜いています。
今年の女子ゴルフこれまで11トーナメントが行われました。
稲見萌寧が4勝
小祝さくら(黄金世代)が2勝
岡山絵里(黄金世代より上の20歳台)が1勝
上田桃子が1勝(30歳台)
西村優菜が1勝(プラチナ世代)
山下美夢有が1勝
大里桃子が1勝です。

相変わらず外国人選手は優勝できません。
黄金世代より上の年代もかろうじて2勝上げているのみです。

特に女子選手において若年化が著しい理由は以前にも書きましたが、基本は子供の時からの専門化されたトレーニング、
ジュニア時代からプロトーナメントや国際大会にも出場して、ある意味トーナメント慣れし、精神的なプレッシャーも
薄れていることなど、理由は枚挙にいとまがありません。
とすれば樋口久子や岡本綾子の時代はこう言っては申し訳ありませんが、レベルが低かったということになります。

そこで野球との違いです。ゴルフは基本個人競技ですから、良い師匠(親の場合もあるでしょう)について
マンツーマンのレッスンを受けて自分の技術を向上させられます。
野球はチーム競技ですから、いくら父親と父子鷹で鍛えても限界があります。
しかも野球には高校球界(甲子園)というある意味厄介な魔物が立ちはだかっています。
ここで様々な制約を加えられ、選手によっては甲子園に出ることが究極の目標になることもあります。
野球はともかく、ゴルフはプロになってお金を稼ぐことが究極の目標です。
野球は弱小チームに所属したばかりに、スカウトの目に留まらなかったり、なまじっか強豪校に行ったばかりに、
アピールのチャンスを得られなかったなんて悲劇もあります。

もう一つ、女子ゴルフの低年齢化と共に気になるのは、選手の賞味期限が非常に短くなっているのではないかと
感じていることです。
例えば樋口久子は1968年~79年までに12年間で11回も賞金女王になっています。
一昨年、全英女子オープンに優勝し一躍国際ブランドになった渋野日向子ですが、昨年はぼろぼろで、
今年勘違いして米国ツアーに参戦していますが、さっぱりです。

昨年3勝を挙げ一躍トッププロの仲間入りをした古江彩佳も、今年は善戦はしていますがまだ優勝はできていません。

つくづく思い浮かべるのが、1992年バルセロナオリンピックの水泳で14歳で金メダルを取った岩崎恭子です。
彼女はこの時「今まで生きていた中で一番幸せ」という名言を残し、実際に競技者としてはその後成果は
上げられませんでした。個人的にはオリンピックで金メダルを取ることが「人生の本当に一番幸せなことか」は
わかりませんが。われわれ外部の人間から見ると、岩崎恭子は14歳の時が一番輝いていたように見えます。

渋野日向子や古江彩佳はまだまだ選手人生が長いのですから、また頑張って復活していただきたいものです。

さてヤクルトは本日から今年サンドバッグにされている阪神戦です。
阪神の「貢ぐ君」と皆さんから言われないように、まず1勝です。
先発予定は18日 サイスニードー西勇輝
19日 田口ー西純矢
20日 バンデンハークー青柳 でしょうか。
2日目の西純矢は高卒2年目初登板です。なめられています。
ここは手堅く1勝。プラス今日も西勇輝を打ち崩して、勝ち越しと行きたいものです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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