まだ札幌オリンピックやるんですか?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

日本は2回目の東京オリンピックの招致に成功したことに味を占めて2回目の札幌冬季オリンピックの招致を目指していたわけですが、
びっくりするほどの不祥事の連鎖に肝心要の札幌市長の腰が引けてきました。
秋元札幌市長は20日記者会見で「同市が招致を目指す2030年冬季五輪・パラリンピックについて、積極的な機運醸成活動を当面休止し、
来春以降に全国を対象とした意向調査を行う考えを示した」ということです。
オリンピック委員会や岸田総理が何と言おうと開催予定地の首長がこう言いだしてはどうにもなりません。

そもそも今回の東京オリンピック程金まみれ・スキャンダルまみれのオリンピックはなかったのでは、と思います。
招致の段階から政治家たちやJOC(日本オリンピック委員会)のトップ連中は嘘八百を述べ立てていました。
以前の東京オリンピックの施設を使うので「コンパクト」なお金のかからない大会にすると言いながら、
早速国立競技場を建て替え、その設計でもなぜわざわざ外国人の設計者を使うのかわけがわからんのですが、肝心のザハ設計士のプランでは
とんでもない建築費がかかるということで、急遽キャンセル、しかしそのザハ設計士に手切れ金?を14億円払うという、この辺から我々は
この東京オリンピックに胡散臭いものを感じ始めたわけです。
JOC会長の武田恒和氏がオリンピックの東京招致でIOCの委員に賄賂を贈りまくった?ということで、竹田氏がJOCの会長で責任者だったわけで
被疑者となりました。そのころから後に収賄で逮捕されて驚くほどのたかり体質が明らかになった高橋理事が中心となって賄賂を
ばらまいていたわけです。
当時の安倍総理がどこまで絡んでいたかは不明ですが、招致のコメントで福島の原発問題が「完全にコントロールされている」なんて大ウソをついていたわけです。
森元首相は女性蔑視発言で東京オリンピック組織委員会会長を辞任したわけですが、当初はオリンピック招致委員会評議会議長なんて役職についていたわけで、
この方がIOCに対する賄賂攻勢を知らなかったわけはありません。

この東京オリンピックで日本という国と日本人は世界中に「金まみれ」「金権体質」「マネーファースト」等等の悪いイメージを与えてしまいました。
これは昔日本人ビジネスマンが世界中で「エコノミックアニマル」と呼ばれ蔑まれていたことを思い出させます。
この一連の構図には政治家・JOC委員という名の大物やフィクサー更に電通などの利権亡者などが絡み合って、皆でオリンピック、その資金を食い物に
していたわけです。その原資は我々の払った、そして将来にわたって国の借金である国債償還のために払い続ける税金です。
政治家や役人は赤字国債を発行しまくって借金を増やすことに何の躊躇もしていません。

以前にも書きましたが、このオリンピックを主催するIOCが国連なりの一機関ならばまだしもIOCはただの民間のNPOです。そこにバッハ会長初め
オリンピック貴族と言われる金の亡者が集まって各種競技のトップに君臨しているのですから何をか言わんやです。
オリンピックでメダルを取りたい、せめてオリンピックに出場したいというアスリートの気持ちは痛いほどわかりますが、各競技はワールドカップとか
世界選手権とかで世界一を決める大会の場が用意されているわけです。何もオリンピックに固執する必要はありません。
ここは国民の意識を変えてオリンピックなんて無くても良いのだという空気を醸成することが第一歩かと。
上記の秋元市長の発言にも政治家や役人それらにぶら下がっている電通みたいな会社などから山のような圧力があるはずです。
そのような中での勇気ある発言でした。頑張ってまず日本にオリンピックは要らないというふうに国民の意識を変えるところから始めましょう。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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