オリンピック1年延期、新型コロナウィルス禍

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

東京オリンピックはどうやら中止でも2年延期でもなくほぼ1年の延期で皆さんの意見がまとまったようです。
「ほぼ1年」というのは、「桜の時期がいいんじゃないの」とかいろいろとちゃちゃを入れる人がいるからです。
1年延期で一番のネックとされた世界陸上などのメジャー競技が日程調整に真っ先に応じてくれたおかげです。
オリンピックもクーベルタン男爵が始めた頃の精神はどこかに飛んでいき、ロス五輪でその商業主義が大きく拡大しました。
オリンピック委員会なんて利権の巣になり、超大スポンサーである米企業ひいては米国のいいなりです。
前回の東京オリンピックはこれを機に、新幹線を開通させたり首都高ができたり、太平洋戦争の痛手から立ち直る大きな
力となりました。
前回のオリンピックはこのように大いなる意義がありましたが、今回はどうでしょう。

この1年延期で早速噴出したのは、代表を選び直すのか、という問題です。
このコロナ騒ぎで、少なくない競技の代表選考試合が中止となっています。
一番の問題は今日本で一番強い選手が果たして1年後はどうなのか、ということです。
一般的にその選手の最高潮寿命なんてごくごく限られています。
オリンピックの狭間の期間は絶好調だったのにオリンピックでは調子を落として、なんてのは良くある話です。
女子レスリングの伊調馨のようにオリンピック4連覇したということは、いかに伊調選手が図抜けた能力を
もっていたかということです。
今回取り合えず代表に選ばれた選手の中にはベテランも多く、果たして1年後に日本一のアスリートで
居続けられるか、というのは当然の疑問です。
3年前は高校生で、2年前はファームで頑張っている程度だったヤクルトの村上選手が、1年経った昨年、
大フィーバーし、一躍セリーグでもトップクラスのスラッガーになったように、1年でトップクラスに
上り詰める新星が現れる可能性があります。競技によっては代表はそのままという卓球のような競技も
ありますが、(代表選手本人には申し訳ありませんが)われわれスポーツファンとしては、今一度
代表選考試合(レース)が見たいという気持ちもあります。

我がプロ野球もコロナウィルスに翻弄されています。
開幕は4月24日に再延期されました。これも保証の限りではありません。
公式戦を無観客というわけにはいかず、4月24日にまでに収まるかそれとも何か感染を防げる方策が編み出されるかです。
このオリンピック延期の余波で、プロ野球は開幕が遅れてもCSなど全日程がこなせるそうです。

高校野球選抜は中止となりましたが、東北エリアの選抜代表に選ばれた3校で東北選抜大会をやるというニュースがありました。
高校球児のモチベーションが上がるこのような企画はどしどしやっていただきたいものです。

とうとう今週末首都圏は外出自粛ということになりました。要は若者たちに盛り場などをうろつくな、ということでしょう。
ニューヨークのマンハッタンのようにこの週末には渋谷や銀座から人が消えるのでしょうか。
SF映画の世界並です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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