オールスターゲーム第1戦 7月16日

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

何かオールスターゲームらしからぬ違和感のある試合でした。
原監督と工藤監督の球界の盟主の座をめぐる暗闘の故でしょうか。

その舞台は9回表の攻防です。
無死1・2塁で原監督はヤクルト中村に送りバントをさせました。
何とオールスターでの送りバントは30年ぶりとのことです。
そこで当たっている阪神近本を迎え、工藤監督は申告敬遠で応えます。
申告敬遠はオールスターで初めて、敬遠も23年ぶりとのことです。
結局2アウト満塁から阪神中野が押し出しの四球を選び、これが決勝点となりました。
原監督は中村の送りバントを絶賛していました。

なにか公式戦のやり取りのようです。
プロ野球ファンはこのようなオールスターゲームを望んでいるのでしょうか。
試合前のホームラン競争が象徴するように、各チームの4番打者(ホームランバッター)対
各チームのエースの戦いがオールスター戦の醍醐味のような気がします。
だからこそ、送りバントは30年ぶりで、敬遠は23年間なかったわけです。

昔、江夏が9者連続三振なんてことをやりました。(当時は)オールスターの投手は3回まで
しか投げられなかったから故の全力投球でした。
またこのようなお祭りでは巨人の長嶋茂雄は毎度活躍していました。

確かにオールスターでどんなに活躍してもオフの年棒査定には影響しません。
それゆえに(特に昔はオールスターは3試合あったので)ベテランほどオールスター出場を
敬遠する向きもありました。

だからこそのお祭り騒ぎなわけです。
公式戦のように勝ちにこだわるというのは少し違うような気がします。(私の私見です)
見方によれば1点をめぐるはらはらドキドキの試合展開だったとも言えます。

そういった中でのヤクルト選手の通信簿です。
前述しましたように中村選手は原監督絶賛の送りバントを決めたので満点です。
清水も4回の1イニングを投げわずか7球で三者凡退とこちらも満点です。

一方赤点は代打で登場するも西武のクローザー平良にひねられた村上と山田、
7回登場のマクガフは心が米国代表のオリンピックに飛んでいるのか
1イニング3被安打で1失点でした。

昨日は巨人岡本が4番を務め、村上は代打でした。
今日は村上が4番になるようです。
おいおいセリーグの4番は鈴木誠也だろうという声もあるようですが、
現在のセリーグの本塁打・打点部門のベスト3が岡本・村上・山田で、
鈴木は本塁打8位、打点13位ですから妥当なところでしょう。
本当に強力打線を組むなら、岡本サード、村上ファースト(逆もありです)なんて
布陣にした方が楽しいのですが。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。