キャンプの注目

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトの浦添キャンプ、先週は雨が多く天候に恵まれなかったようですが、第2クールの5日から1週間ヤクルト伝説の
名捕手である古田元監督が臨時コーチとして参加しました。

昨年のヤクルト日本一はいろいろなポイントが挙げられていますが、その一つが中村捕手の扇の要としての成長です。
突如目覚めたリーダーシップと強気の攻めのリードで、昨年のヤクルトの投手陣のチーム防御率セリーグ3位に
導いた、ということです。
そしてその中村捕手の覚醒には昨年のキャンプに参加した古田臨時コーチの指導・アドバイスが大いに与ったという話です。
確かにチームは2年連続の最下位、チーム防御率も連続最下位、プラス中村選手自身一昨年は怪我が続きほとんどマスクを
被れなかったとほほな状態からの躍進です。
怪我の方は当人の精進ですが、リーダーシップや捕手としてのリード術はやはり古田臨時コーチの力も大きいでしょう。

さてその古田コーチがピックアップしたのが内山壮真捕手です。
高卒2年目、期待の若手です。
シートバッティングを見ても、他の若手とは一味違います。打球が飛んでいます。
昨年はファームでもDHが多かったようで、打撃ももちろん、捕手としての成長も重要です。
高校時代も巨人に入った山瀬捕手がいたため、その間はショートを守っていたということで、
捕手としてはまだまだです。捕手というポジションは一番経験値が必要な守備位置ですので、
内山捕手は今回古田臨時コーチから打撃プラス、捕手としての教えをしっかり受けて今シーズン打つだけではなく、
捕手としての一軍デビューも目指していただきたい。

もう一人注目は並木外野手です。昨年は走り以外では特段の活躍はなく、「走り屋」で終わるのかと思っていましたが、
突如のキャンプ一軍メンバーです。
二軍メンバーの外野手には坂口・渡邊・中山・濱田という新旧含めたバリバリのメンバーを押しのけての一軍です。
これは何かあります。考えられるのは打撃開眼したということです。
足があるわけですから、打撃が上達すれば第二の阪神近本も夢ではありません。
ヤクルトでは若松・真中・青木と小さな安打製造機の外野手の伝統があります。(皆さん左打者ですが)
右の外野手としては飯田選手もいました。
並木選手は大学時代までは打者としての評価は余りないわけです。その分伸びしろがあるとも言えます。
並木選手から目が離せません。

あとは赤羽選手でしょうか。育成ですが、長打力がある選手です。将来は村上選手を中心に内山・赤羽・濱田
あたりでクリーンナップが組めれば面白くなります。

投手陣では木澤と宮台です。
木澤投手はフォームのぶれの矯正中です。球威は一級品ですから、コントロールが固まってくると左右の違いは
ありますが、高橋クラスになりそうです。
宮台投手は大卒5年目、そろそろ花開かないとだんだん後がなくなります。
ヤクルトでは貴重なサウスポーです。

キャンプではレギュラークラスももちろん注目ですが、今年ブレークしそうなダイヤの原石探しも
楽しみの一つです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。