セカンドとショート

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

二遊間はセンターとともに守りの要になります。
昨年のヤクルトの二遊間は山田哲人と長岡でした。
長岡が不動のショートで、山田選手はベテラン扱いというか体調不良というかお疲れ休みがしばしばあり、代役では主に宮本がセカンドに入りました。
宮本選手も打者としては悪くはないのですが2021年に川端に次ぐ代打の切り札的に使われたときはよかったのですが、もともと内野手としての定位置を持っていない選手ですから、守備に就くと打撃がおざなりになるというか、昨年山田哲人がいかに不調とはいえ、まだまだ山田選手に長打力も含め及ばないところがありました。

二遊間といえば、例えばV9時代の巨人では土井・黒江が守っていたわけで、当時のV9選手が打者として凄かったこともあり、この2選手の打順は6番以下でした。
どうしてもほかの守備位置と異なりこの二遊間と捕手は守り優先で、したがって打順は下位になってしまいます。

山田哲人のようにセカンドで3番打者というのも珍しい。
セカンドでスラッガーというと楽天の浅村選手とか最近ではDeNAの牧選手がいます。
しかしセカンドというと広島の菊池選手に代表されるような守備の人、というイメージがあります。
ノムさん時代のヤクルトのセカンドは「いぶし銀」の土橋選手でやはり地味な印象です。
しかし1978年のヤクルトの初優勝から日本一の立役者の一人がデーブ・ヒルトン内野手です。
この年ヒルトン選手はキャンプ中のテストで入団しましたが、シーズンが始まると大活躍、1番セカンドで78年には19本塁打、76打点、.317の成績を残しました。
がっかり外国人選手では2020年のエスコバー選手です。メジャーでも守備の人だったわけで、長打は期待できず、その守備も衰えが見られ、かつポカも度々あり、従兄弟で同じエスコバー(DeNA)とはえらい違いでした。

ショートには「ブンブン丸」の池山選手がいました。88年から92年まで連続して30本塁打以上打っていたわけで、まさしくスラッガーでした。
この池山選手も宮本慎也選手の入団でサードに回り、さらに岩村選手の台頭でサードのポジションも明け渡すことになりました。
巨人の坂本選手もショートで2000本安打を放ちましたが、16年のキャリアで40本塁打が一度(2019年)と31本塁打が一度(2010年)という感じです。。
山田哲人は11年のキャリアで5回30本塁打以上を打っています。(本塁打王1回)

ということで今年のヤクルトの二遊間は山田と長岡なのでしょうが、長岡がどこまで更に成長するか、山田の復活はあるか、山田の後継者は現れるかが興味の的です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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