センターラインが大事

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

WBCのメンバーに関し、正式発表を前に「誰それが内定」「メンバー30人決定」なんて
マスコミ各社がフライング気味で憶測記事を乱発し、若干混乱が生じています。
そういった中で、最終決定ではないのですが、外野手4人で大丈夫?なんて意見がSNSで盛り上がっています。

外野手4人がどうかというのは、メンバー30人中15人が投手、3人(甲斐・中村・大城?)が捕手とすると残り12人が内外野手となります。
内野が源田・牧・村上・山田・周東・山川・中野・岡本というもっぱらの情報が正しいとすると4ポジション×2の8内野手は多すぎるような。周東は外野も守れるし代走要員でもあるなんて話もありますが。

「センターラインが重要」という話をよく聞きます。
センターラインとは捕手からセカンド・ショートさらにセンターという野球の守りのある意味生命線です。
したがってこのポジション(捕手・セカンド・ショート・センター)は打力重視というわけではなく守備も大切になります。

そのチームの事情によりますが、内野のサード・ファーストや外野のライト・レフトは
どちらかというと打力重視で、大砲が配置されるのもこれらのポジションです。
したがって外国人選手なんて特にそうですが守備に難があったり横の機敏な動きができない選手が多く守るため、その分セカンド・ショートやセンターは横にも大きく動いて
ファースト・サードやライト・レフトがカバーしきれないエリアまで回り込む必要があるわけです。
広島の菊池(セカンド)や西武の源田(ショート)阪神の近本等の広い守備範囲を見れば、その重要性は一目瞭然です。
打つ方もバッティングの基本は「センター返し」ですからセカンド・ショート・センターの重要性は一段と増します。

そのような中でのWBC外野手4人です。
鈴木誠也・吉田正尚・近藤・ヌートバーです。
この内でセンターを比較的多く守っているのが近藤だけです。
セカンド・ショートは牧・山田・源田・中野とまずまずですが、センターは
ヌートバーも経験あるようですがこれは未知数。
近藤は捕手がスタートで内野も一通り(セカンドを除き)こなし、最近は外野とDHが多くなり、センターもこなしていましたが、センターのプロというわけではありません。
そういった中で事前に侍J入りをささやかれていたヤクルトの塩見他センターの達人をなぜ選ばなかったのか、WBCの守備大丈夫?というネットの声です。

どうしてもこのような国際試合やオールスターなどは打力重視の選手選びになりますが、守備が重要な意味を持つことは誰もがわかっています。
ということで今回の侍Jメンバーの正式発表はこれからですが、そのメンバーがWBCで
うまく機能するか、栗山監督他の空回りに終わるか、じっくり見てみましょう。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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