ドラ1の年俸

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日、今年のヤクルトのドラフトメンバーについて書きました。
その中で年俸にも触れました。
ドラ1 山下投手(大卒)1400万円
ドラ2 丸山外野手(大卒)1200万円
ドラ3 柴田投手(大学・社会人経由)1200万円
ドラ4 小森内野手(高卒)500万円
ドラ5 竹山投手(高卒) 500万円

おやおや年俸に課してずいぶんメリハリが効いています。
ドラフト指名順位カーストみたいなものがありそうです。
ドラ1とドラ2には少し差があります。
ドラ2とドラ3には違いがないというか、ドラ3の柴田選手が社会人経由で年齢が上という事が
関係しているのでしょうか。ドラ3までと将来性を買われてのドラ4以下でははっきりと違いがあります。

またヤクルトが1位指名で外した隅田投手(大卒・社会人経由)の年俸は1600万円です。
この1600万円は2年前のドラフトから年俸の上限に引き上げられた金額です。
この1600万の満額はドラ1の複数球団競合のようなスター選手に払われます。
従って今年のヤクルトドラ1の山下選手は1枚落ちるという評価になります。

さてそれでは過去のドラ1年俸がどうだったかを振り返ってみましょう。
2020年ドラフト、ヤクルトは早稲田の早川投手を指名し外れ、慶応の木澤投手を獲得。
この木澤投手の年俸は1400万円でした。
2020年の2大スター早稲田の早川投手と近畿大学の佐藤外野手(共に4チームが1位指名)には当然のように
年俸は1600万円です。

2019年はどうでしょう。大船渡高の佐々木朗希投手に4球団、東邦高の石川内野手と奥川投手に3球団の1位指名が集中し、
ヤクルトは奥川投手を引き当てたわけですが、彼らの年俸は3人とも高卒選手ですが、奥川と佐々木の年俸は1600万円、
石川は1500万円でした。
石川選手は中日が獲得していたわけですが、同じ複数球団の競合でも中日の評価は奥川・佐々木より
1枚落ちるということでしょうか。(大卒選手なら満額払ったような気がします)
実際石川選手は1年目の2020年に41打席、1打点、.222で終え、今年は一軍の出場はなく、2021年の年俸は1275万、
2022年の年俸は1100万円とじり貧です。
共に2年目の今年ブレークした奥川投手と佐々木投手とはちょっと違います。
この両投手の年俸を見ると、初年度年俸は高卒・大卒に関わらずその選手に対する期待度によって
変わってくるということでしょう。

2018年の外れドラ1のヤクルト清水投手(大卒)の年俸は1400万円でした。

興味深いのはその前年の2017年のドラ1です。
この年のドラフトは早稲田実業の清宮内野手1択で7球団(ヤクルトを含む)が競合し、日ハムが清宮をゲット、
清宮の年俸は1500万円でした。
他には広陵高校の中村捕手(広島)とJR東日本の田嶋投手(オリックス)に2球団が競合、あとはDeNAの東投手(大卒)が
1巡目指名でした。
田嶋投手と東投手の年俸は1500万円でしたが、中村捕手は800万円でした。
そして外れ1位は3球団競合でヤクルトが引き当てた村上捕手でした。
この村上選手の年俸は700万円でした。
高卒ですがスーパースターだった清宮選手と大卒・社会人の東・田嶋両投手には1500万円の年俸ですが、
2球団競合とは言え一枚落ちる?中村選手や3球団競合とは言え外れ1位の村上選手の評価は清宮選手のほぼ半分ということです。
このオフの契約更改からの来年の年俸を見れば(村上2.2億円:清宮1700万円)ドラフト時の評価がいかにその後の
選手たちの将来性を反映していないかがよくわかります。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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