ナボナ

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日のニュースでナボナで有名な亀屋万年堂が洋菓子メーカーのシャトレーゼに買収されたという事です。
私が子供の頃は王貞治選手がテレビのCMで「ナボナはお菓子のホームラン王です」というのがやっており、
子供たちは盛んにその真似をしたものでした。このCMは1967年にスタートしました。(54年前)
当時は巨人のV9の真っ最中であり、王・長嶋と日本を代表するスーパースターの一人が当時まだ
自由が丘の小さな?お菓子屋の商品の宣伝をしたのですから、インパクトがあります。
今でしたら、活動休止しましたが、ジャニーズの「嵐」が零細企業の(本来TVCMなんてやらないような会社の)
CMに出るようなものです。
私のような一般庶民の子供には「ナボナ」という商品名は良く知っていても、それがはたしてどのようなお菓子であるかは、
大人になるまで、わかりませんでした。

それではなぜスーパースターが零細お菓子店のCMに出演したかと言うと、当時の巨人軍の先輩である国松彰
外野手が亀屋万年堂のお嬢様と結婚し、その国松先輩に頼まれたことが原因です。
王選手は1959年~1980年に選手としてプレーしましたが、国松選手は1955年~1970年が現役ですから、
王選手の4年先輩という事になります。
先輩の頼みを断れなかったようです。

いまだったら、ヤクルトのベテラン選手が「実家の商品のCMに出てくれ」なんて村上選手に頼んだら
問題になるでしょう。村上選手も「球団を通してください」と言うに違いありません。

最近では体操の内村選手が「ブラックサンダー」というスナック菓子が大好きという事が広まり、
売上アップにずいぶん貢献したようです。
また女子ゴルフの渋野日向子選手がプレー中に「タラタラしてんじゃねーよ」というやはりスナック菓子を
つまんでいたことがショーアップされ、そのしばらく後に近所にあるイトーヨーカドーの陳列棚に
早速飾られており、私も一度買ってみました。

ことほど左様にスーパースターの一挙手一投足は世の中を動かす力があります。
日本のスターはあまり政治的な発言はしませんが、アメリカのスターは盛んにします。
レディー・ガガが反トランプ発言を繰り返し、その功績ではないでしょうが、バイデン新大統領の
就任式で国歌斉唱の栄誉にあずかりました。
日本のスター達は極力色(特に政治色)を出さず、あくまで自分のプレー
(パフォーマンス)のみで勝負します。

本来、プロがどのような政党を応援しようが、どの宗教を信仰しようが、これはプライベートだから、
構わない気がしますが、特に大スターは大きな力を持つ「インフルエンサー」ですから、
その行動にはやはり節度が必要かと思います。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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