プレミア12・ヤクルト今年の補強

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

野球のプレミア12で日本は全勝のメキシコに勝利しました。
これで日本とメキシコは3勝1敗で首位に並び、共に韓国戦を残し
決要進出を賭けます。(韓国は現在2勝1敗)
しかし不思議なものです。
現在最下位の(1勝3敗)のアメリカに日本は唯一負けています。
結局、野球は先発投手の出来が8割です。
昨日メキシコ戦の先発のDeNA今永は素晴らしい出来でした。
これで本調子ではなかった(試合後のインタビュー)そうですが、
絶好調ならどれだけなんでしょうか。
しかしこの今永といい、クローザーの山崎といい。DeNAの投手の育成というか、
ドラフト戦略というか素晴らしいの一言です。
ヤクルトも今年のドラフトは100点満点という話ですが、本物かどうかは
来年以降を見てみないと本当に100点満点か結果0点だったのかはまだわかりません。

来シーズンに向け、ヤクルトは高津二軍監督を一軍監督に昇格。
宮出コーチをヘッドコーチに昇格。
今シーズン崩壊状態だった投手陣の再構築に大リーグを研究してきた斉藤隆氏を
ピッチングコーチのヘッド格に招聘。
二軍監督に池山隆寛氏を呼び戻しました。
皆さん新任ですから、手腕は未知数です。

選手の方では、ドラフトで今まで散々くじ引きで負け続けていたにも関わらず、
奥川投手を強行指名、見事高津監督が当たりを引き当てました。
2位にはウェーバー制度を活用、ドラフト1位クラスの日体大の吉田投手を指名。
3・4位に力のある即戦力期待の大学生投手を指名。
5位・6位には打撃も期待の将来性のある高校生遊撃手を2人指名し、
100点満点の補強と評価されました。

他にエスコバー内野手を獲得、ショートの守りを固めるとともに、長打は望めませんが、シュアーな打撃が期待できます。
他に楽天を自由契約になった嶋捕手を獲得、中村・松本に加えて守りの要を固めました。
同じく楽天戦力外の今野龍太投手(24歳)も獲得しました。こちらは中継ぎに使えればというところです。

今のところ、不明なのはバレンティンの去就。FAのSB福田外野手・楽天の美馬投手を獲得交渉中ですが、
バレンティンはいないものと思いましょう。福田・美馬に関しても昨日も書きましたが、FAインフレになっています。
何億も用意して迎え入れるほどの価値がある選手とは思えません。
トライアウトの結果もまだ出ていませんが、下手をすると、このシーズンオフの補強は以上という感じかもしれません。

以前にも書きましたが、ヤクルトは再生工場に頼り過ぎました。
本当の強いチーム、第2の黄金時代を築くためには、ドラフトで将来有望な選手を多数取り、
育成も含めじっくり育て上げる必要があるかと思います。
ソフトバンクが片や補強に大枚をはたく一方、育成から千賀投手・甲斐捕手・周東内野手を育て上げたように、
広島は補強に金を使わず、ひたすら自前の選手を育成も含め鍛え上げ、黄金時代を築きました。

以前に書きましたが、ヤクルトの若手野手では村上・中山・廣岡・塩見・濱田・渡邊・松本と将来性ある選手が
大勢います。
投手はちょっと寂しい状態ですが、今年のドラフト指名選手も含め、高津監督・斎藤コーチのコンビで
来年ではなく3年後を見据えたチーム作りにじっくり取り組んでほしいものです。
それまでは1ヤクルトファンとしてはじっと耐える所存です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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