メジャーを目指す

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日楽天の田中将大投手がヤクルトとの練習試合に登板、なかなかの貫録でした。

昨年は4人のNPB選手が米メジャーに挑戦。
結局、日ハムの有原投手とロッテの澤村投手がメジャー入り、日ハムの西川内野手と
巨人の菅野投手は失敗しました。

特に昨年はコロナ禍でメジャー球団も財政難に陥り、西川選手も菅野選手もポスティングでしたが、
そんなことに余計な金を使っている場合ではないという極めてリーズナブルな判断です。
プラス西川選手は内野手で過去日本人内野手がメジャーで活躍した例が少ないという事で
不利だったかもしれません。
内野手では一昨年も広島の菊池内野手がメジャーに行けませんでした。
それもあってヤクルトの山田内野手はメジャー挑戦をあきらめたという話もあります。

しかし本当にNPBの内野手はメジャーで活躍できなかったのでしょうか。
失敗例としては

田中健介が1年で34打席、0本塁打、2打点、.267
中村紀洋が1年で41打席、0本塁打、3打点、.128
西岡剛が2年で254打席、0本塁打、20打点、.215も失敗例ですか。
彼らの失敗例が目立って、メジャーでは内野手は活躍できない、という都市伝説が
生まれたのかもしれません。

しかし井口資仁 4年で2078打席、44本塁打、205打点、.268
岩村明憲 4年で1751打席、16本塁打、117打点、.267
松井稼頭央 7年で2555打席、32本塁打、211打点、.267
内野手ではなく捕手ですが、城島健司 4年で1722打席、48本塁打、198打点、.268
辺りは、確かにイチローや松井秀喜にはかないませんが、メジャーでそこそこやったと
いえるのではないでしょうか。

中には川崎宗則 5年で738打席、1本塁打、51打点、.237 とイチローラブが高じて
米球界に居座り続けた選手もいました。

そんなことを言えば、投手でも失敗例はあります。
ことさら内野手が米メジャーで通用しないという事はないと思います。
山田哲人内野手も菊池選手の失敗を見て、しかも昨年は故障でキャリアワーストのような
成績で、弱気になり、ついヤクルトからの7年契約にふらふらと走ってしまったという事でしょうか。

菅野投手も昨年失敗し、巨人との新契約ではまたいつでもメジャー挑戦できるようですが、
今年の秋で32歳、年齢的にもう厳しいのではないでしょうか。
楽天に戻った田中将大投手も今年の秋で33歳、楽天と2年契約という事を考えると、もう戻れないのでは。

当たり前の話ですが、メジャーへの挑戦は簡単ではありません。
一昨年の山口俊投手や8年前の田中将大投手のようにびっくりするような成績を挙げて、且つ
年齢的にも(メジャーは35歳までという話もあります)若くないといけません。

野球少年の夢は甲子園に出場し、プロに入って、行く行くはイチロー選手のようにメジャーで
活躍することでしょう。実際にそれをかなえた選手がいるからこそ、そこに挑む
若者にも夢と力を与えます。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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