ヤクルトのコーチ陣

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

今年ヤクルトが日本一になったことにより高津流監督術がマスコミで大いにもてはやされています。
2年続けて最下位をセリーグ1位どころか日本一にしてしまったわけで、けなすところなんてあるわけがありません。
オープン戦から公式戦・CS・日本シリーズと150を超える試合の指揮を取り、中にはお試しでやってみたこと、
捨て試合にした試合、いろいろあったでしょうが、勝負事は勝ってなんぼ、NPBでは日本一になることが
他のなによりにも優先されるわけです。
野球はチームスポーツですから村上が凄かったとか奥川の成長がとかいった話もありますが、究極は高津監督の
采配・人心掌握術・育成面・選手のやりくり等々への賞賛になります。
ところでその高津監督を支えたコーチ陣はどうだったのでしょう。

1軍のコーチ陣は
宮出ヘッドコーチ
福地外野守備走塁コーチ
森岡内野守備走塁コーチ
杉本打撃コーチ
松元打撃コーチ
伊藤投手コーチ
石井投手コーチ
衣川バッテリーコーチ
以上です。

この中で今のところ宮出コーチのヘッドコーチから二軍打撃コーチへの降格?と福地コーチの退任が
既に発表されました。
ヤクルトのコーチ人事では広島から鳴り物入りで入団した河田コーチと石井琢朗コーチがあっさり去っていき、
ヤクルトの次期監督候補と言われた宮本慎也ヘッドコーチがさっさと辞めたり謎人事が多くあります。
巨人で原大監督がボロボロの成績の責任も取らず3年契約の3年目だったにもかかわらず、また3年契約更新して
居座り、替わりに宮本投手コーチが詰め腹を切らされた形で退団しました。
選手の戦力外通告には「この選手はもう年だから」とか「もう伸びしろはないから」とか「年棒が高すぎる」とか
分かりやすい首を切られる理由が見えますが、監督・コーチ人事はかなりブラックボックスです。

そういった中で、今年のヤクルトの投手陣の頑張りは素晴らしく、伊藤・石井・衣川コーチの評価は
必然的に高くなります。
逆に福地コーチは3塁ベースコーチとして、ランナーを無理に本塁突入させ度々憤死させたり、
外野守備では塩見・青木5エラー、サンタナ・渡邊2エラー、山崎・太田1エラーと本来外野手なんて
エラー0でもおかしくないところ、前年度GG賞の青木の5失策や塩見の世紀の大トンネルとか
こちらでも福地コーチの手腕に?が付いたのかもしれません。

ヤクルトのヘッドコーチの役割はよくわかりませんが、本来各コーチが選手の状態を見極め、ヘッドコーチに
報告し、それを総合的に見て監督に進言したり、試合中に投手の替え時やバント・ヒットエンドラン等の
アドバイスを監督にすることでしょうか。
特に高津監督は投手出身ですから、攻撃面でのヘッドコーチのアドバイスは重要なはずです。
それが役割を果たしてないと高津監督もしくは球団首脳陣から判断され、ヘッドを解任、しかし二軍打撃コーチに
就任ということは、ヤクルト独特の温情人事か、言われているように打者育成能力を買われたのかわかりません。
ヤクルトの嶋捕手が来期は兼任コーチということで、ジワリと存在感を増しています。
青木選手も再来年にはコーチ兼任となりポスト高津を目指すのでしょうか。

ヤクルトは過去にノムさん時代には黄金期を築きましたが、他の優勝監督の広岡・若松・真中監督は1度きりの
優勝で後はBクラスに後戻りの繰り返しでした。
高津監督が第2の黄金時代を築けるかはこのコーチ陣の働きにも大いにかかっています。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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