ヤクルト歴代ベストナイン 救援投手編2 高津臣吾

ヤクルトけんちゃんです。さてベスト救援投手である。
これは調べるまでもなく、高津臣吾で決まりだが、それでは他の投手に申し訳ない。
昨日も書いたが、昔はセーブもホールドもなかったので、どうしても最近の投手に注目が集まりがちだが、さて。
例えば松岡弘は660試合に登板、398試合に先発、134完投である。
素晴らしい数字である。
しかしその登板数の4割は救援に回っているのである。
セーブもホールドもない時代なので、詳細は不明であるが、もしあれば結構セーブやホールドも稼いでいたのでは?
それは金田正一も同様である。
制度が始まって印象に残るのは、
まず角三男 78年~89年 巨人
89年~91年 日ハム
92年 ヤクルト
通算38勝60敗99セーブ(ヤクルトでは2勝4敗5セーブ)
野村監督の92年初優勝に貢献しましたが、角をヤクルトに呼ぶために日ハムにトレードされたのが小川淳司(現監督)である。
小川監督の朴訥な外見からしてなんとなくサラリーマンの悲哀的な感じがします。
次は高津臣吾91年~03年 06年~07年ヤクルト
04年~05年メジャー
08年~10年韓国他
ヤクルト通算 36勝46敗286セーブ(中日岩瀬の407セーブに次ぐ歴代2位)
最優秀救援投手賞 94年19セーブ、99年30セーブ、01年37セーブ、03年34セーブ
野村ヤクルト全盛期を支えた一人ですな。
石井弘寿 96年~11年 通算27勝15敗55セーブ11H(05年以前にはホールド制がなかった)
左のサイドスロー、重い球を投げていた記憶があります。
五十嵐亮太 99年~09年 ヤクルト
10年~12年 メジャー
13年~18年 ソフトバンク(今年戦力外になり、引退でしょうか)
通算60勝38敗70セーブ159H
04年最優秀救援投手賞(37セーブ)
そのピッチングぶりもともかく、ジャニーズ張りの甘いマスクのイケメンでした。
前述の石井弘寿と勝利の方程式を組み、01年の若松監督の優勝の原動力の一因でした。
秋吉亮 14年~18年 19勝17敗34セーブ、67ホールド
15年16年に70試合以上登板。
15年の優勝時の勝利の方程式。サイドスローで切れの良い球を投げていました。
バーネットがメジャーに去った後の、抑え候補でしたが、燃え尽きたわけではないでしょうが、球の切れが戻りません。
石山泰稚 13年~18年 18章24敗45セーブ55H
18年は71登板、3勝2敗35セーブ7H
凄い投手になりましたな。抑えに回って完全に覚醒しました。
近藤一樹 03年~04年近鉄
05年~16年オリックス
16年~18年ヤクルト
通算 40勝53敗3セーブ50H
18年は74登板7勝4敗2セーブ35H、最優秀中継ぎ投手賞
近鉄出身の数少ない生き残り。
まさにヤクルト再生工場で中継ぎとして蘇りましたな。シーズンオフはゆっくり休んでください。
ということで、ヤクルト歴代ベスト救援投手は高津臣吾で決まりです。
(私のかみさんが高津の大ファンであるという事は関係ありません)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。