ヤ戦病院はどうでした?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

今年のヤクルトの優勝の原因は投手力の向上、山田・村上を中心とする打線の爆発力などいくつも
ありますが、大きな理由の一つがヤ戦病院入院患者が少なかった(けが人が少なかった)ことが上げられます。
ここ数年ヤ戦病院入りする選手の多さで、ただでさえ薄い選手層が更に薄くなるという悪循環が過去2年
最下位の一因となりました。

今年のヤ戦病院の一大事件はシーズンが始まったばかりの3月31日にコロナの疑いで内川・青木・山田・西田・
西浦・スアレスの6選手が登録抹消されヤクルト非常事態宣言となったことです。
しかし山田・西浦・スアレスは濃厚接触者ではないということで、後日再登録、しかし4月1日には川端がコロナで
登録抹消されました。コロナではキャンプ中に村上が罹患、シーズン中盤に小川もやられました。
青木などは結局戻った後も調子が上がらず、.258で入団年を除いてのキャリアワーストの打率になりました。

村上選手などはシーズンに入って絶好調だったわけで、若さかな、とも思います。
一方の川端選手は復活後はとうとう今年のヤクルトの代打の切り札になってしまったわけで、
一概に年齢とはリンクしないような気もします。

今年のヤ戦病院退院組では、腰の手術からのコロナでも復活した川端、昨年はいろいろなコンディション
不良で絶不調だった山田、過去毎年様々な故障に悩まされ能力の高さを生かし切れなかった塩見の
レギュラー定着、あたりでしょうか。

一方のヤ戦病院入院組では、
まずは濱田太貴外野手です。右の大砲として入団3年目、オープン戦では4本塁打、11打点と打ちまくり、
いよいよ山田・村上と和製大砲トリオの結成か、と期待したわけですが、開幕直前に「上半身のコンディション不良」
ということで、結局一軍出場はなりませんでした。二軍でも48打席、.250、0本塁打ですから、深刻です。
来年こそは期待しています。

二人目は坂口外野手です。オリックスを戦力外になり、ヤクルトで再び花開いた本物の「再生工場案件」です。
2018年に.317のキャリアタイとなる打率を上げましたが、2019年は開幕早々、死球による骨折からの不調から
立ち直れず、22試合の出場に終わり、2020年には114試合に出場しましたが .246と調子が上がらず、今年も
開幕早々に自打球で抹消され、シーズン後半に戻りましたが、21試合で .160で年齢もあり(37歳)、崖っぷちのオフです。

三人目は近藤弘樹投手です。近藤一樹投手と入れ替わりの入団で冗談かと初めは思いました。
楽天にドラ1で入団、ケガもあり昨年末に戦力外。ヤクルトには育成で入団。
しかしオープン戦から成果を挙げ、開幕前に支配下に、開幕と同時に飛ばして、石山がこけた後7回を任されたり
先発が早く崩れたときにもリリーフに入ったり大車輪の活躍でしたが、酷使がたたって、肩を故障し、
5月27日に登録抹消されました。22試合、18.2回で0.96、1敗、11Hをそれまでに上げ、スタートの苦しい台所を支えてくれました。
どうしてもヤクルトは再生工場選手を大切にしない傾向があります。
近藤に代わって「7回の男」に就任した今野もかなり無茶使いされ、最後の方はばてばてでした。
来年が心配です。

4人目は金久保投手です。高卒4年目ですが、肘の故障からトミージョン手術ということで、実質今年が
デビューという感じです。
4月4日に一軍登録即巨人戦に先発、5回を無失点に抑え、上々の出だしでした。
その後、勝ち星を挙げ、3勝1Hまで行った5月14日の中日戦で京田の痛烈な打球を胸に受け、3回途中で降板、
5月15日に抹消されました。それから戻ったのは10月17日です。そこで1勝を挙げました。
とにかく防御率が良い投手で(2.74)奥川・高橋と並んで来年が楽しみです。

今年はこんなものです。近藤・金久保・濱田とヤクルトの将来を背負いそうな若手のけがは残念でした。
今年のオフも皆さん体のケアを十分に行ってください。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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