ワンポイントリリーフ

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

メジャーリーグでは今年からワンポイントリリーフが禁止になるようです。
正確に言うと、「リリーフ投手は最低打者3人に投げるか、そのイニングが終了するまで投げなければならない」という新ルールです。
これはもちろん試合のスピードアップ化を図るための施策です。
ワンポイントリリーフは投手がピンチに陥った時に、特に次打者が今の投手の逆の強打者の場合、(すなわち右投手に左の強打者、左投手に右の強打者)ワンポイントで(例えば左打者が二人続く場合はツーポイントもありますが)左バッターには左投手をぶつけることです。当然のことながら、その分投手が増えますから、試合時間が延びます。
イニングの変わり目の投手交代ならそれほど試合の延伸にはならないわけですが。

この必殺のワンポイントリリーフも代打を出されてはぶち壊しです。
代打の代打なんてのもあります。
打者は1打席全うしなくても、交代できますが、投手は最低限1打席は投げなくてはなりません。

従ってワンポイントリリーフもめったやたらに多用せずに、打者がクリーンナップとか代打の切り札とか、
これは打者を変えないだろう、という渾身の一撃にしなくては意味がありません。

昨シーズンのヤクルトの試合を見ていますと、軒並み3時間超えです。
多くの試合で先発投手が崩れ、毎度5人も6人も投手が出場すれば試合時間も長くなります。
録画で見ていれば、投手交代のシーンは早送りできるのですが。
球場で観戦する身ではそうもいきません。

ワンポイントリリーフが必ずしも成功しない、と言いましたが、その場面で監督やコーチは
「今の投手では打たれる」「このワンポイントリリーフなら抑えられる」という確信?を持って
送り込むわけで、ワンポイントが使えないとなると、打たれてピンチはますます広がり、結局試合時間短縮には
ならない気がします。

例えば、阪神の青柳投手が先発の場合、ヤクルトはずらりと左打者を並べるなんてこともありましたが、
基本各チーム左打者を並べることはせず、せいぜい左右のジグザグ打線を組む程度です。
そうなるとどうしてもワンポイントにせざるを得ず、悩ましいところです。

実際にワンポイントリリーフの成功率がどうかまでは検証していないのですが、勝利の方程式が確立していて、
7・8・9回を1イニングづつ3人でおさえられれば、それにこしたことはないのでしょうが。
ただしヤクルトの場合は確かに昨年は先発投手陣が崩壊したという事実はありますが、ワンポイントリリーフはそれほど
使っていなかった印象があります。
この議論は日本ではまだまだ続きそうです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

 



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