不思議の勝ち? 5月25日ヤクルト―日ハム

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昔ノムさんが「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負け無し」という名言を残しました。
高津監督も言う通り「不思議な」サヨナラ勝ちでした。

先発はヤクルトは一軍初登板のスアレス(サウスポー)。去年までのスアレスは韓国に行きました。ラテン系に多い苗字なのでしょうか。
(マルティネスとかゴンザレスとか)きっと日本の山田さんや伊藤さんみたいなものなのでしょうが、ちょっと紛らわしいものです。
そして日ハムの先発はこのところ中継ぎが本業になっていた上原投手(サウスポー)です。
先発未知数同士で下手をすると打ち合い?なんて思っていましたが、それほどでもありませんでした。
スアレスはおっかなびっくりの立ち上がりに上ずった球を日ハムの松本に先頭打者ホームランを浴び、結局5回を5被安打、1四球、
4奪三振で3失点ですから、合格とまでは言えませんが、まずまずというところか。貴重なサウスポーですが、高橋のように剛球を
投げ込むのではなく、コントロール勝負の投手のようです。

一方の上原投手に対しては打てそうで打てない、4.1回で3安打、2四球、2三振、2併殺打で無得点でした。
一昨日もそうでしたが、1番塩見・3番山田・5番オスナの右打者が上原投手にノーヒットでは得点は難しい。
この上原投手を5回に2四球で追い込みますが、吉田輝星投手にスイッチされあっさりかわされます。
この吉田投手を新庄BIGBOSSは7回まで引っ張ります。しかし日ハムにはこの吉田投手とか清宮選手とか
甲子園の大スターがごろごろしています。
その吉田投手に7回は襲い掛かり2安打1四球でノーアウト満塁として、日ハムは中継ぎ日本記録保持者の宮西投手にチェンジ。
しかしこの宮西投手も近年ちょっと衰えが目立ち、長岡・濱田の連打でヤクルトはやっとの3得点で同点とします。

ヤクルトは久々登場の坂本が6・7回を打たれながら無失点に抑えたのがポイントでした。
8回から登板の大西が8回1失点し、9回はマクガフ?なんて思っていましたが、続投で追加の2失点です。
8回裏に青木のタイムリーで同点に追いついたのもつかの間でした。
8回の失点は大西自らの野選絡みで自責点とはなっていませんが、自責点みたいなものです。
高津監督は「大西の続投は予定通り」と言っていますが。
確かに同点のシーンで12回まであることを考えると(一昨日も11回までやって中継ぎ陣をたっぷり使っています)
投手をセーブしたい気持ちは分かりますが、、、結果論です。

9回裏BIGBOSSは日ハムの現在のところの守護神北山投手を出します。
2点リードでクローザーですから、BIGBOSSとすれば勝ちを確信していたはずです。
しかしその北山投手が代打宮本に死球、塩見に二塁打を打たれ、あっという間にノーアウト2・3塁という
絶対雑名のピンチを作ってしまい、プロ入り7年目で5本しかホームランを打っていない山崎に
逆転サヨナラ3ランホームランを喫します。
BIGBOSSにすれば「不思議の負け無し」とは思えず、高津監督にすれば「不思議の勝ち」だったような、
なんとも劇的な幕切れでした。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

2件のコメント

  • ヤクルトとしてはとてもドラマチックな勝利でした。 Walk off home-runで終わりにしました。
    でも、私は日本ハムの吉田輝星選手も応援しているので、彼が振るわないのが悲しかったです。
    彼が100回夏の甲子園で見せてくれた闘魂は感動そのものでした。
    ヤクルトの劇的な勝利をお祝いし、吉田選手の奮発を祈ります。

    • MONTE CRISTO様
      コメントありがとうございます。
      日本ハムは以前はダルビッシュ投手とか甲子園のスターを一流選手に育て上げることに特色がありましたが、
      近年は清宮選手とか吉田投手のように今一つ伸びきれない元スターが多いことも事実です。
      甲子園のスターはそのまま日本球界の宝物でもあります。
      大きく羽ばたいていただきたいものです。
      ヤクルトけんちゃん

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