中継ぎ陣崩壊? 7月8日ヤクルトー阪神

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

セットアッパーの清水が壊れかけています。
先日プロ入り初勝利し、続いて2勝目もゲットしましたが、その合間にはしっかり一発病に冒されています。
これで清水は40登板で2勝4敗、25ホールド、1セーブ、防御率は2.87、問題の被本塁打は9本ですから、
ほぼ4試合に一発食らっているということになります。
石山の抹消前の状態に似ています。
何度も言っていますが、先発が長いイニングを少ない失点に抑え、打線が相手投手を打ち崩し、奪ったリードを
中継ぎの一投であっという間に試合が覆ってしまいます。

昨日の阪神戦も、ヤクルト先発のスアレスが6回を2失点と大健闘し、4回には今期絶好調のガンケル(今期
6勝0敗)から青木・山田・村上の3連続2塁打から吉田大成のタイムリー安打で、一挙に3点を奪い逆転しました。
この虎の子の1点差を7回には今野が守り抜きますが、8回の清水でアウトです。
青木のエラーから梅野のタイムリー、とうとうこの3連戦で蘇らせてしまった大山の3ランホームランで終戦です。

8回に山田の2ランで1点差まで詰めましたが、そこまでです。

昨年ダントツの最下位にも関わらず中継ぎ陣を酷使した付けが来ています。
今年は逆にそこそこチームの調子が良い、しかし先発陣は長く投げられない、ということで
勝利の方程式の名で中継ぎ陣の酷使です。
真っ先に今年から加わった新戦力の近藤が潰されました。
入団して3年間にけがもありましたが、17試合45イニングしか投げていない投手がいきなり勝利の方程式どころか、
負けている試合もピンチのシーンでも構わず使われ22試合18.2回投げて故障、5月27日に登録抹消され、
近藤は未だイースタンでも投げていませんから、相当深刻です。
ヤクルトは本当に再生工場案件の選手(他チームでお払い箱になった選手を安く雇って、使い捨てにする)を
大事にしません。近藤投手は楽天にドラフト1位で入り、将来を嘱望された選手です。
今年前半近藤が投げ込んでいた力強い球を思えばその持つ才能は分かります。
片や奥川投手を掌中の玉のように1回登板しては登録抹消、10日以上の間を空けて次の登板と、
大事に大事に扱われているのとは雲泥の差です。

次は石山です。昨年44登板で44.2イニング投げ、3勝2敗、20セーブ、4ホールドと壊滅状態のヤクルトで
大車輪の活躍でした。そのご褒美もありFA権行使せず4年契約を勝ち取りました。
32歳の石山にとっては終身保証されたようなものです。
それで一安心したのか、今年は出だしこそまずまずだったのですが、同様の酷使から年齢もあり、
クローザーどころか中継ぎの仕事も果たせず、6月20日に抹消です。
(29試合26.2イニング、0勝4敗、1ホールド、10セーブ)その後イースタンでも2試合(2イニング)
投げているだけですから、復活までの道は険しそうですが、7月8日に一軍登録されました。
どうでしょう。

そして梅野です。4月4日に一軍登録され、29試合に25.1イニングを投げ8ホールド、2.49の成績で
お疲れということで7月1日の抹消。勝利の方程式というより、先発や中継ぎがピンチに陥った時の
「お助けマン」として近藤と同じような使われ方でした。
故障する前に抹消ということは、生え抜きで将来も嘱望されている梅野は大事に扱われているということでしょうか。

その上清水も使えないということで、中継ぎ陣の再編成が必要になります。
星・大下・坂本・大西・吉田大喜が露払いで、今野をセットアッパー、マクガフをクローザーというところでしょうか。
寺島・長谷川・木沢・山野・宮台あたりの昇格はないのでしょうか。

折り返し点を目前にして早くも中継ぎ陣崩壊の足音が聞こえてきます。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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