代打の切り札 畠山

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

代打の切り札とはどのようなプレーヤーでしょうか。
試合の終盤負けています。クリーンナップがチャンスを作り、下位打線になり、
2アウト満塁、ここでヒットが出れば逆転、という場面で登場する代打だと思います。
もちろん打率が高いことが大切ですが、打点が高いことが決め手です。

今年で言うと、
荒木 87打数 19安打 3本塁打 21打点
畠山 129打数 32安打 5本塁打 27打点
荒木の安打に対する打点の多さが驚異的ですな。(上記は代打以外の記録も含みます)

そこでヤクルトの歴代の代打の切り札を見てみましょう。

大松尚逸 2017年 130打数 21安打 3本塁打 16打点
ヤクルト最悪の年の切り札でした。

真中満 ヤクルトの数少ない優勝監督の一人です。
外野のレギュラー、第2の若松という選手でしたが、後年は代打専任となり、
2007年には119打数38安打 1本塁打10打点という成績でしたが、代打98回、代打安打31は日本記録です。

大野雄次 94年~98年 ヤクルト 205打数 45安打 10本塁打 37打点
野村再生工場の一員で、ヤクルトでは代打一筋の選手でした。

杉浦亨 外野の一角を守り初優勝時のレギュラーでしたが、後年は代打がメインになりました。
90年~93年は主に代打で305打席 78安打 15本塁打 45打点

伊勢孝夫 77年~80年 ヤクルト 182打席 167打数 40安打 4本塁打 32打点
伊勢大明神と呼ばれ、広岡監督優勝時の代打の切り札でした。

こうしてみると昨年の荒木は代打のみではないにしろ、打点が安打数を上回るという、代打の
切り札の条件を満たした、隠れたMVPですな。

 

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