右の代打

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

クライマックスシリーズを前に高津監督が一軍の練習グラウンドに内川選手と坂口選手を呼んだことが
報道されました。
特に内川選手はCS男で短期決戦では相当な数字を残しているということです。

今年のヤクルトの特に中盤以降では川端が代打の切り札的な存在になり、川端の次に控えるのが
宮本でした。宮本は代打だけではなく、山田の代役として二塁を守ったりのユーティリティぶりでした。
そこで問題は川端・宮本共に左打者ということです。二人ともサウスポーをそれほど苦手にしているという感じは
ありませんでしたが、にしても試合の終盤、相手投手が巨人の中川とか阪神の岩崎のような屈指のサウスポーの時に
右打者の代打の切り札がいないことに残念な思いはありました。
今年の後半の右の代打と言えば荒木(.200)か渡辺(.171)、先発していない時の西浦(.223)ととほほなメンバーが並びます。
川端の.372 、宮本の .286と比ぶべきもありません。
本来この「右の代打の切り札」のポジションに座るべきだったのが内川でした。

ヤクルトもここ数年代打の切り札的な活躍をしていた荒木と西田が今年はさっぱりで、ファーストのサブ兼代打として
期待された内川も機能しなかったことは今年の高津監督にとっての大きな目算外れの一つだったと思います。
内川39歳、荒木34歳、西田29歳。西田はまだまだ老け込む年ではありません。
気になるのは西田・内川ともにシーズン開幕直後のコロナクラスターのメンバーだったということです。
一緒に抹消された青木も今年は大いに調子を落としました。やはりコロナの影響は大きかったのでしょうか。

このCSからの日本シリーズで内川選手が復活すれば、それはそれで来季への期待にもなります。
他に来年期待の右打者といえば濱田外野手・内山壮真内野手そしてそろそろ一皮むけないと賞味期限切れに
なりそうな中山外野手、くらいでしょうか。あとは共に捕手ですが古賀選手と松本直樹選手です。
ヤクルトは左打者は結構豊富ですが、右打者の層が薄いことがよくわかります。
今年の先発メンバーでは1番塩見、3番山田、5番オスナ、6番中村、7番サンタナと右打者が並んでいましたが、
これらの先発メンバーがケガをしたり調子を落としたりすると、途端に右の控えで出てくるのが荒木・西浦・渡邊
というメンバーで大きく戦力ダウンしてしまう感がありました。
このオフの課題の一つが右打者のトレードによる獲得になるかもしれません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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