大本営発表

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

広島の新井新監督が秋季キャンプで「これから選手の故障・怪我の状況を許せる範囲で発表していく。」と語りました。
そこで私が以前より指摘しているヤクルトの姿勢です。
他の球団のやり方はいちいちチェックしていないのでわかりませんが、ヤクルトは選手が故障すると
上半身とか下半身の「コンディション不良」だけしか基本発表しません。
さすがに骨折とか何らかの手術をするとなると報道されますが、例えば奥川投手の場合なんて「上半身のコンディション
不良」と発表されるだけで、何がどう悪いのか本当に悪いのかファンには一向に伝わりません。
「キャッチボールを始めた」なんて報道がたまにあるだけで(これも奥川投手のようなスターだからニュースになるわけで
他の選手ならばこんなほうどうもされないわけで)、結局今年は3月に故障して、抹消されてから
イースタンの登板も無く、やはり相当深刻な「コンディション不良」だったのだろうと想像するしかないわけです。

山野投手も2020年のドラ2、期待の先発タイプのサウスポーだったわけですが開幕直後に先発し滅多打ちに合い、
即登録抹消され、2021年はイースタンでも1試合登板のみ、2022年も6試合登板ですが投球回数は6イニングのみです。
そしてオフには戦力外・育成契約となりました。昨年本人のツイッターだかで故障しているような情報もありましたが、
2軍選手に関してはほとんど球団からの発表もなく、仮にも2021年開幕当初、先発投手難とはいえ、大抜擢して
先発させた投手です。本来力はあるはずのドラ2です。
そういえば今オフに戦力外となった中山外野手もドラ2でした。

ヤクルトのドラ2の系譜を見ると、
2012年の小川投手(大卒)が大当たりでしたが、13年西浦内野手(大卒)、14年風張投手(大卒)、
15年廣岡内野手(高卒)、16年星投手(大卒)、17年大下投手(大学・社会人)、18年中山外野手(大卒)
19年吉田大喜投手(大卒)、20年山野投手(大卒)、21年丸山外野手(大卒)、22年西村外野手(高卒)
ということでヤクルトのドラ2は過去11年では今年の西村選手・15年の広岡選手を除いて大卒で即戦力志向が
強いことが分かりますが、小川投手を除いては風張投手・中山選手は退団、廣岡選手は巨人にトレード、
山野選手は育成。丸山選手・西村選手は勿論これからですが、他の選手たちの今シーズンの活躍ぶり?も
お寒い限りでした。

本日のお題の「大本営発表」とは太平洋戦争などで特に末期に日本軍が負け続けているのに国民の戦意高揚の
為に「日本軍は勝ち続けている」なんて「嘘の発表」を続けていたことを言います。
ヤクルトが選手のコンディション?について嘘を言っているわけではありませんが、チームの作戦上の
問題なのでしょうか、球団発表を最小限に抑えるやり方は、「御上が発表することだけを聞いていればよい」
という「大本営発表」に通じる姿勢を感じます。

ヤクルトファンは当たり前ですがヤクルト選手を愛しています。その選手が「怪我をした」「病気にかかった」と聞けば
本当に心配をするわけです。以前は怪我をしても「全治何週間」なんて発表もあった気がします。
今はその状態が重いのか軽いのかもわかりません。
本来ファンあってのプロ野球のはずです。広島の新井監督を見習って「ファンファースト」の姿勢をお願いしたいものです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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