大砲

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

プロ野球では長距離ヒッターに対し「大砲」なんて尊称を献上しています。
「和製大砲」なんて呼び方もあり「大砲候補」なんて呼ばれることもあります。
「大砲」には長距離ヒッターというよりも本塁打を量産する人、という方がイメージ的にぴったりです。
この「大砲」の呼び方は「和製大砲」という言葉があるように主に外国人選手に対して用いられることがメインです。
NPBのシーズンホームラン記録を持つ元ヤクルトのバレンティンが「大砲」の典型です。

ということで大砲と言えば外国人選手の代名詞みたいなところもありましたが、本当にそうか見てみましょう。
ここ10年のセパの本塁打王数です。
パリーグ:日本人選手7回、外国人選手4回(2014年は2人受賞)
セリーグ:日本人選手5人、外国人選手6回(2021年は2人受賞)
以上には2021年の村上選手、2015年の山田選手、2013・2012年のバレンティン選手とヤクルトの選手が
この部門では頑張っています。
しかし上記を見れば本塁打は外国人選手の専売特許ではないことが分かります。
しかし外国人選手は1球団支配下約70人に対し5人しかいません。7%程度しかいない外国人選手がこと
本塁打王部門では2回に1回レベルでタイトルを取っているわけですから、これはやはり「外国人選手」
イコール「大砲」と言えるでしょう。
そういった中で本来の「大砲」である外国人選手と張り合って本塁打王をゲットした村上選手や山田選手は
真の「和製大砲」と言えるでしょう。

昨年の本塁打ランキングを見ても外国人選手はセリーグでは5位にDeNAのオースティン選手のみ、
パリーグでは2位と4位にレアード選手と4位にマーティン選手とロッテ勢が入っているのみで
日本人上位になっています。

昨年のセリーグの本塁打王は村上選手と巨人岡本選手の39本です。
大砲の定義が特にあるわけではありませんが、トップが39本塁打ならばその半分の20本塁打以上打っていないと
大砲とは言いづらいのでは。
今年のセリーグのランキングで見ると20本塁打以上は12選手。
ヤクルトでは村上の39本、山田の34本(4位)、次はサンタナの19本(13位)でした。
サンタナ選手惜しかったですね。今年はフル出場プラス日本野球の慣れで2年目の飛躍が楽しみです。

それでは村上・山田に続くヤクルトの大砲候補を見てみましょう。
私の一押しだった廣岡選手が巨人に行ってしまったので、残るは濱田外野手・中山外野手です。
この二人には今年是非ブレークしていただきたい。

更に隠し玉ですが、内山壮真捕手です。昨年はファームで6本塁打を放ち、なんと言ってもジュニアオールスターの
一発が光っています。まだまだプロの体にはなっていませんが、是非今年は一軍で初安打と言わず一発を放っていただきたい。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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