投手陣崩壊? 6月26日ヤクルト―巨人

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

なんとも反省点というか疑問点というか突っ込みどころ満載の一戦でした。

このカード1戦目はヤクルトが、2戦目は巨人が猛打爆発の大量点で勝利しての昨日の3戦目でした。
先発はヤクルトスアレス、巨人は戸郷でした。
まずはスアレスの先発です。過去4試合に先発していずれも結果が残せておらず、試合を作れずいい加減
先発メンバーから外すべきと思っていましたが、昨日も先発し2.0回、7被安打、2四球、5失点のぼろぼろで
3回ノーアウト満塁で降板です。
高津流マネージメントで先発を7-8人で回し、なるべく登板間隔を空けられるようにとの配慮で、
先発としてはどう見ても力不足というか、未だ本領発揮できていない?スアレスを使い続けています。

特に立ち上がりが不安定なスアレスがいきなり巨人の増田を内野フライに打ち取ったはずが、スアレスと
村上が交錯しかけ、結局村上が取れず、増田はエラーで出塁。
そこで動揺しまくりというか制球を乱したスアレスは坂本の犠牲フライを挟んで4安打を浴び、
初回に3失点です。前日にも村上のエラーを絡めて初回大量失点したことが被ります。
この後村上は1四球3凡退で、このままでは大変悔いの残る一日になりそうでしたが、
8回にやっと晴れ舞台で勝ち越し決勝の3ランホームランを放ち、一躍ヒーローインタビューでした。
村上も初戦の大爆発で3冠王が見えてきたとか、いろいろと邪念が入ったのでしょう。
この3ランで目が覚めたはずです。

前日のサイスニードを思わせるよれよれぶりのスアレスをそれでも3回まで引っ張り、3回にはさらに2失点し、
ノーアウト満塁のお土産を残してスアレスは降板しました。
早めに見切りをつけ、2回に打順が回ったところで代打もあったのでは。
ここで救援したのはこの日育成から支配下登録され、一軍に上がったばかりの小澤投手です。
この小澤はキャンプから一軍に帯同されましたが、結果が残せず、ファームに落ちていました。
3回1-5ノーアウト満塁のシーンで、育成から上がったばかりの小澤です。どう考えても敗戦処理、
高津監督は捨て試合を作ったとしか思えませんでした。

しかしわからんもんです。巨人先発の戸郷は中4日の登板です。
高津監督が先発を中6日以上になるようにするため?が付くような選手を先発させているのとは真逆です。
3回の裏に戸郷を打ち込み引きずり下ろし、変わった今村から長岡が3ランホームランを放ち、
7-5と逆転です。しかしまだ3回、試合は2転3転します。

敗戦処理のはずの小澤がノーアウト満塁を何とか無失点で切り抜けると4回・5回も無失点です。
ここで高津監督は小澤を6回まで引っ張ります。
育成から上がったばかりの敗戦処理的な?登板だった小澤を、残りのブルペン陣に不安があることもあり、
6回も継投し中田と丸に本塁打を浴び同点となります。
しかしこの小澤投手ナイスピッチングでした。使えます。先発もありかも。
しかし長谷川や近藤投手のように、ヤクルトは他球団をお払い箱になった若手投手を使い倒して
潰した?ことがここ数年でもあります。今野もつぶれかけています。
大事な宝と思って使ってください。

その今野が7回に出てまたリリーフ失敗です。「お助けマン」田口も打たれ、2戦続けての
火消し失敗です。
9回のマクガフも3点差で力が入らないか、打たれて1点差まで持ってきて(わざとではないでしょうが)
盛り上げます。

ということで、ヤクルトは11球団すべてに連続カード勝ち越しとか、29日にもマジック点滅とか、
マスコミは囃し立てますが、この3連戦で先発も含め投手陣はほぼ壊滅状態でした。
昔のヤクルトに後戻りです。1位なんて浮かれていられません。
落とし穴が投手陣崩壊からくるとは思いませんでした。
速く奥川に戻っていただきたい。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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