新人王は?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日の広島戦は雨で中止となりました。強行しようとすればできないこともない程度の雨でしたが、
このところヤクルトの投攻守が全体的に調子が崩れてきており、ちょっと一息入れるのに
恵みの雨となったと思います。

今年は新人選手の当たり年でした。(ヤクルト・巨人を除く)
一応ヤクルトの高卒2年目の奥川投手も新人王レースに参加する権利は持っています。
NPBの新人王資格は入団から5年以内で、一軍で投手なら30イニング以内、打者なら60打席以内しか
前年までに出場していないことです。
一昨年の村上選手もこれによって新人王に選出されたわけです。
球団(監督)によってはその選手の新人王資格を翌年に持ち越すため、あえて上記の範囲を超えないように
選手の出場をストップするなんてせこいこともままあります。

奥川選手の場合は本日までで17先発、12QS、9勝4敗、3.35と立派な成績ですが、あと1回登板して
2桁勝利に達しても先日の阪神戦でぼろぼろだったため、印象を悪くしています。
結局新人王はスポーツ記者による人気投票ですから、最多勝とか最優秀防御率のように客観的な基準で
選ばれるわけではないため、どうしても人気球団などで目立った活躍をした選手が多少有利になることは
いなめません。

さて今年のルーキーを見てみると、まずは阪神の佐藤輝明外野手(大卒、.236、23本塁打、61打点、169三振)、
中野拓夢内野手(大学・社会人経由25歳、.278、132試合、1本塁打、36打点、17失策)、
更に伊藤将司投手(大学・社会人経由25歳、2.47、22試合、21先発1完投、13QS,9勝7敗1H)と
阪神の2020年ドラフトは大当たりです。(ヤクルトのスカウトは本当にこれを見習わなければなりません)
広島の栗林投手(大学・社会人経由25歳、0.72、51試合、0勝1敗、35S)
大道投手(大卒、4.75、24試合、7先発、1QS、4勝4敗、3H)・
森浦投手(大卒、3.30、52試合、3勝3敗、15H)とこちらも大当たりです。
更にDeNAの牧内野手(大卒、.303,22本塁打、68打点)です。

パリーグではオリックスの宮城投手(高卒2年目、2.51、23先発、15QS、13勝4敗)、
日ハムの伊藤投手(大卒、2.98、22先発、1完封、16QS,9勝6敗)、
楽天の早川投手(大卒、3.94、23先発、1完封、9QS、9勝7敗)といったところでしょうか。

例えば奥川投手や宮城投手のように2年目の選手より本当のルーキーの方が新人王にふさわしい気がしますが、
ルールで5年以内という規定があるわけですから、良しとしましょう。
それよりも大卒選手と高卒選手が同じ土俵で争うというのも???という感じです。
上記を見ると大学・社会人経由の25歳が結構活躍しています。これらの大人?と18歳の高卒1年生が
同じ土俵で競うのも???です。その救済策が入団5年までOKルールです。

昨年ドラフト時には阪神の佐藤選手と楽天の早川投手が二択、という感じで、特に佐藤選手は阪神の
前半の独走を象徴する大活躍でしたが、後半急失速しました。三振王振りも話題です。
替わって台頭してきたのがDeNAの牧内野手です。セカンドを守って、最近はオースティンに替わって4番を務めています。
広島の栗林投手も年間を通じて活躍していますが、サイクルヒットも達成し、打率も3割に達し、牧選手が一歩リードです。
パリーグはオリックスが優勝しそう、ということもあり、宮城投手がリードです。

ヤクルトは奥川投手以外にも、ルーキーで元山(大卒、.255、97試合、235打席、3本塁打、17打点、4失策)が
結構一軍で頑張っています。他には山野投手・並木外野手、内山内野手が一軍に出場したのみです。
ヤクルトの今年のドラフト指名選手はもちろんまだ結果は出ていませんが、ヤクルトのスカウト陣頑張って
お宝を発掘していただきたいものです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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