新旧安打製造機

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトは本日から紅白戦が始まります。期待に胸が膨らみます。

本日のお題は安打製造機です。
安打製造機と言えば首位打者を取るような基本高打率の打者を思い浮かべます。
ちなみにNPBの歴代記録では1位が張本の3085安打。2位がノムさんの2901安打。
3位が王の2786安打と、そうそうたるレジェンドが並びます。

さてヤクルトの元祖安打製造機は若松勉です。
1947年生まれの現在73歳。1970年のドラフト3位でヤクルトに入団。社会人経由の入団です。
1971年~89年の19年間で、7590打席、6808打数、2173安打、151盗塁、220本塁打、884打点で通算 .319です。
この .319という通算打率は5000打席以上では歴代1位ですが、NPBの記録基準は4000打席以上ですので、
これで行くと3位になります。
若松の2173安打は歴代なんと21位です。上には上がいるものです。
首位打者1回、MVP1回、ベストナイン9回、ダイヤモンドグラブ賞2回受賞しています。

さてこの歴代通算打率で若松を上回ったのは、2位がレロン・リーの.320です。
そして1位が現在進行形ですが青木宣親の.326です。

青木は1982年生まれの38歳、早稲田大学を経て2003年のドラフト3位です。
若松といい青木といい、ドラフト1位指名の意味を考えさせられるケースです。
青木はNPBで唯一の2度のシーズン200安打以上を達成。(というくらい200安打以上と言うのは大変な記録です。
史上6人が7回達成しただけです。あのイチローさえ1回しか達成していません。若松のシーズン最多安打は167です)
NPBでは5563打席、4884打数、1591安打、168盗塁、110本塁打、510打点です。(進行中の記録です)
メジャーでは774安打、33本塁打、219打点、98盗塁です。
首位打者3回、盗塁王1回、最高出塁率2回、最多安打2回、新人王、ベストナイン7回、GG賞6回と
大変な成績を残しています。
元祖安打製造機若松勉を成績面では完全に上回っています。

若松はその後コーチを経てノムさんの後を受け監督になり、1度優勝しました。
青木はあと何年か現役でプレーし、その後はコーチ・監督の道を歩むのでしょうか。
宮本慎也が退団した今、数少ない将来の監督候補です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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