横綱の権利と義務

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

人にはいろいろな権利があります。しかしその権利を享受するためには一方でいろいろな義務も負います。
人は労働から得た対価から税金を支払い、その税金は総理大臣や公務員(警察も含む)の給与にも充てられ、
我々は様々な行政のサービスを得たり、警察によって治安が守られたりしているわけです。

プロのアスリートは我々一般人とは比べ物にならないような年棒や報酬を得て、我々にスポーツ観戦という
楽しみを与えてくれるわけです。

ここで大相撲の話です。大相撲には横綱と言う特権階級がいます。
例えば関脇以下の関取は毎場所の成績のよってその番付は上下します。
怪我が治らないとあっという間に十両・幕下へ落ちてしまいます。
元大関の照の富士が良い例です。
照の富士は大関まで昇り、幕内優勝も果たしましたが、そこから重い糖尿病と膝を手術するという、
ダブルのトラブルにより、幕内→十両→三段目→序二段と落ちるところまで落ちて、そこから復活しました。
(現在は関脇)
大関だけはカド番制度と言うものがあり、2場所続けて負け越して初めて大関陥落です。
という具合に大相撲はそのランク付けにかなりメリハリを利かせています。

そこで横綱の特権です。横綱だけはどんなに負け越そうが、休場を続けようが、ずっと横綱のままです。
横綱になれば当然大きな報酬が得られるわけで、横綱に居座るメリットはあります。
その歯止めとして「横綱審議会」なる機関があり、各界の著名人?が委員となり、横綱に関する様々なことを
チェックしているわけです。
横綱はその特権の一方で、ただ強ければよいわけではなく、横綱としての品格と言うものが求められます。
モンゴル人横綱による粗暴な相撲振りはしばしば横綱審議会でも問題になります。
すなわち、横綱は関取のトップに立ち特権を与えられているわけですから、関取の見本となる
相撲を取らなくてはならない。ということです。
例え相手が自分より大きな相手でもがっちり受け止めてそこから押し返すのが横綱の本来あるべき相撲です。
日馬富士のように立ち合いに飛んだり跳ねたりするのは横綱相撲ではありません。
白鵬のように対戦相手に張り手をかましたり、ましてや凶器のサポーターを使って肘打ちを食らわせるなど
プロレスではあるまいし、論外です。

ところが、横綱相撲の品格以前に、横綱が土俵に登場しないという事態に陥っています。
3月場所を目前にして横綱鶴竜がまたまた休場届を出しました。
以下はここ最近の鶴竜の成績です。
2021年3月場所 全休
1月場所 全休
2020年11月場所 全休
9月場所 全休
7月場所 0勝2敗13休
5月場所 コロナにより場所取り止め
3月場所 12勝3敗
1月場所 1勝4敗10休
過去7場所でまともに務めたのは1場所だけです。
2021年1月場所が終わった時点で横綱審議会から「引退勧告」の次に重い
「注意」の決議が出され、本来この3月場所にまともに相撲を取れない場合は横綱としての責任上引退するのが妥当なところでした。
親方となるための日本の国籍も取れたし、横綱に固執する必要もないわけですが、ちょっとメンタルが違うのかもしれません。

片やもう一人の横綱白鵬も過去6場所で、場所を務めあげたのは2場所のみ、しかしそのうちの1場所(2020年3月場所)で優勝しており、
横綱の義務を少しは果たしています。

横綱の休場問題と言えば、稀勢の里は引退する前の8場所で15日務め上げたのは1場所だけでした。
貴乃花は引退する前の10場所で15日皆勤したのは1場所だけでした。

こう見るとモンゴル人横綱に限らず、日本人横綱も往生際が悪かったことが分かります。
私が前にも提案したように、いつまでも横綱に居座れるような制度は間違っているので
今の大関のカド番制度を横綱にも適用し、その分横綱や大関にもっと上がりやすくした方が、
見る立場から言うと、盛り上がると、思いますが、いかがでしょうか。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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