緊急事態宣言

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

全柔連は1月11日から13日にドーハで行われる柔道のマスターズ大会に東京オリンピックの100K超級の代表
原澤久喜を始め5代表を含む9選手を派遣することを発表しました。
微に入り細に入りコロナ対策を万全に行うので、派遣します。ということです。
トーンは下出に出ていますが、オリンピック代表を派遣する重要な試合だからいいだろう、という
全柔連の傲慢な姿勢が垣間見えます。選手は実戦形式のしかもメジャーな大会ですから出たいでしょう。
しかし今1都3県にコロナ禍による緊急事態宣言が出されている最中です。

これは先日の箱根駅伝の沿道の観客についても、陸連は85%例年より減だった。と胸を張っているのと
近いものを感じます。驕りです。国民的行事であり、散々呼びかけて85%まで減らしたから、文句ありますか。
と言う姿勢が感じられます。
警備員などを大量動員し、沿道に立ち止まる人々を排除しようとすれば、私権の制限を行う事になり、
中には必ず「通行中なのに文句あるか」と絡む輩も現れ、トラブルになるでしょう。

宣言前の夜の街で「宣言される前に飲んでおこう」と多数の会食を行う人々もニュースで見ました。
宣言により酒類は7時まで、食事は8時までという区切りに決定的なな理由があるとは思えませんが、
「まだ宣言前だから飲んじゃえ」という気持ちは私も呑兵衛なのでわからないことはないですが、
心が貧しい気がします。宣言される前だからやってよいとかそのような問題ではない気がします。
こういった間にもコロナ汚染が進行しているわけです。

戦後はそれまでの全体主義への反省・反発から自由とか個人や民間の権利が大きく主張されるようになりました。
それが「自分一人くらいはいいだろう」という沿道の観客であり、全柔連であり、宣言前に飲み会を開く
人々です。

日本以外の国では戒厳令やそれに類する法律があり、いざという時は政府が強権を持って私権を制限し
ロックダウンとか夜間外出禁止などの強い措置を取れますが、日本では今のところ無理です。
菅総理の自信無げな挙措を見ればそれがわかります。
自粛疲れもわかります。
政府の中途半端で後手後手の対応が今回の緊急事態宣言を招いたことは間違いありません。
台湾やニュージーランドは徹底してたPCR検査などによりコロナの封じ込めに成功しているそうです。
日本も場当たり的に宣言を出したり引っ込めたりして右往左往するのではなく、どうしたら
根絶できるか、他国の製薬会社が作るワクチンに頼っていてよいのか、菅総理がリーダーシップを
真に発揮していただきたいものです。
リーダーの真価は危機存亡の時に問われます。

それにしても今年プロ野球は無事開幕できるのでしょうか。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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