苦手

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトの天敵ということで今年ヤクルトに強かった投手や打者をピックアップしてブログを書きました。
それでは対戦相手としてのチームとして苦手な相手やお客様なチームなんてどうだったのでしょうか。

今年のヤクルトは
対阪神 8勝13敗4分け
対巨人 11勝11敗3分け
対広島 14勝8敗3分け
対中日 13勝6敗6分け
対DeNA 17勝6敗2分け

1年間に亙る対戦ですから本来勝敗は平準化され、最終順位通りの勝ち負けになってしかるべきですが、
そういった中でも得手・不得手はあるものです。

ヤクルトは阪神に対し僅差(0ゲーム差)で首位になったわけですが、対戦成績では大きく負け越しました。
特に前半の阪神大躍進時に大きく負け越し、後半は健闘しましたが、最終5つの借金でした。
原因はいろいろありますが、阪神にサウスポーの田口を前半戦に多く先発させ、マルテ・サンズ・大山の
右打者のカモにされたことも大きかったかと。田口はトータルで4.02、5勝9敗でしたが、対阪神では
6.12、1勝4敗でした。
ヤクルトのチーム打率は.254に対し、阪神戦では .252。
防御率は3.48に対し阪神戦では3.90。
一方、阪神はチーム打率.247に対し、ヤクルト戦では .252、
防御率は3.30に対し、ヤクルト戦では4.11でした。
両チームともその対戦では投手陣が打ち込まれ、阪神はヤクルト戦では打線が平均以上に頑張って、
逆にヤクルトは打線が平均より若干下回ったというところです。
対戦防御率では阪神投手陣のそれの方が悪いということは、ヤクルトが僅差で負けて、勝つ時は大量得点、
というところでしょうか。
巨人に対しては前半戦の負け越しを後半で盛り返してやっと5分に持ってきたという感じです。
そのAクラスチームに苦戦した分Bクラスチームに大きく勝ち越し、最終1位になったという今年のヤクルトでした。

さて他に順位と違う対戦成績はセリーグではあったのでしょうか。
目立つところでは巨人が中日に10勝12敗3分けと負け越し。
中日がDeNAに10勝13敗2分けと負け越したことくらいです。
中日の強力投手陣が巨人打線を押さえ込み、逆にDeNAのマシンガン打線には餌食になったというところでしょうか。

このチームによる苦手問題は突き詰めると、球場の問題もあるのかもしれません。例えば中日は大砲がいない為
神宮球場ではホームランによる得点が少ないとか。
また阪神の青柳投手のように全13勝中4勝をヤクルトから稼いでお得意としていたり、
逆に田口投手のように9敗中4敗を阪神に献上しているケースなど、個々の選手の得手・不得手もあるかもしれません。
阪神のサンズ外野手・スアレス投手や広島の鈴木誠也外野手は来年は米国ですから、今年の対戦成績がストレートに
来年に持ち越すことはないでしょうが、にしてもこのオフにはスコアラーを中心にして、なぜこのチーム・選手に
今年やられたのか、その対策を練ることは連覇には是非必要な作業になります。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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