行く人、来る人2

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日「行く人、来る人」というお題で、主に球団を去るケースについて述べました。
本日はその逆のケースで球団に入ってくるケースを見てみましょう。

球団を去るにはいろいろな理由があると述べました。
言い忘れたのはFAやトレードによって他の球団へ移籍するケースです。
FAは所属球団から「行かないでー」と引き止めたにもかかわらず、その手を振りほどいて他球団に移るケースです。
これはポスティングも同じです。
トレードは当人が移籍したいわけではなく、球団の都合で「所属のこの選手より移籍してくるあの選手の方がうちにとって
役に立つ」という球団の一方的な都合で移籍するわけです。決して所属の選手が役に立たないと思われているわけではなく、
頂く選手の方がベターと考えられた結果です。
このトレードは必ずしも両球団にとってウィンウィンとはいかず、移った先でも想定したような活躍ができず、
そのままフェードアウトする例もよく見ます。

それでは来る人です。
二通りの入団するケースがあります。
それは即戦力と育成です。
例えばFAによって加入する選手は勿論即戦力です。一般的にFAする選手の年俸は高額でしかも見返りという名目で
替わりに自分のところの選手を差し出さなければいけないので、このFA加入選手が活躍しないと散々なことになります。
巨人なんてそんなケースがごろごろしています。

これはトレードも同様です。こちらに来ていただいた選手がさっぱりで出した選手が向こうで大活躍なんてことになると
「返してくれー」と言いたくなります。
一般的にはトレードはお互いのチームの不備な部分を補うための交換です。
リリーフ投手と1番打者とか。昔は4番打者とエースのトレードなんてのもありましたが、最近は
スケールが小さくなってきました。その理由はFA制度のためにエースや4番打者はトレードに出される前にFAで
移籍してしまうためです。
トレードが小粒化していくに連れ、移籍する選手も必ずしも即戦力ではなく、将来の〇〇候補なんて言うケースも
出てきました。

次は再生工場で有名になってしまいましたが、他球団を戦力外になった選手をトライアウトなどで支配下に置き
戦力化するケースです。
一般的には他球団でそこそこやってきたのに故障などで戦力外になるケース。(ヤクルトの坂口外野手)
結局他球団で芽が出なかったケース。(ヤクルトの近藤弘樹投手や今野投手)
近藤投手なんて初めは育成契約ですから、ヤクルトも即戦力とは考えてはいなかったのでしょう。

そして外国人選手です。これは基本的に即戦力ですが、巨人や広島は中南米の若い選手を育成で入団させ、
結構成功しています。
ヤクルトも以前はブラジルから若手選手を入れたり(松元ユウイチコーチ)昨年はケリン投手なんて育成で
入れましたが、これはうまくいきませんでした。

そして最後がドラフトです。
これは基本的に大卒・社旗人選手は即戦力。高卒選手は育成。更に育成ドラフトがあり、これは完全に将来を
見据えた補強です。
しかしヤクルトの例を見れば明らかなように、大卒や社会人出身選手が1年目からバリバリ働くとは限らず、
村上選手や奥川投手のように1年目はさすがに育成でしたが、2年目からレギュラー以上の活躍をする
ダイヤモンドのようなこともあります。

今年は今のところ、先発向きと思われる左右の外国人投手2名。ドラフトで5名プラス育成1名、だけの
補強です。
若手の飛躍とベテランの加齢によるマイナス、今年のヤクルトの戦力は昨年以上か以下か、興味津々です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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