負け越したチームが日本一?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

本日は日本シリーズ舞台を神宮に戻しての第6戦、先発はヤクルトは小川、オリックスは山崎福です。
山崎福投手は第2戦に先発、中5日ですが前回は4イニングを投げ4安打2四球とヤクルトは攻め込みましたが、あと1本が
出ず、その後もオリックス中継ぎ陣に翻弄され、9回に内山壮の3ランが出るまでは負けパターンでした。
まずは小川が試合を作ること。吉田正を徹底的にマーク。そして山田・村上が山崎福投手を叩く。これしかありません。

さて本日のお題です。クライマックスシリーズに関しては賛否両論あります。
半年間に渡り143試合戦い、リーグ優勝を飾ったチームが、1勝のハンデがあるとはいえ2位以下のチームに
6戦で4敗すれば日本シリーズに出られなくなるわけです。
しかし多くのスポーツが143試合はやりませんが、それなりの予選リーグを戦い抜き決勝トーナメントに進み、
そうすると予選で1位になったので多少のハンデはあるにせよ、ほぼイーブンで下位チームと戦い、ということは
敗れて日本一とか世界一になれないこともあるわけです。
2010年のロッテはシーズン3位でしたがクライマックスシリーズを勝ち上がり、日本シリーズも優勝、
史上最大の下克上と言われました。
しかしこの時のロッテはシーズン75勝67敗でしっかり勝ち越していたわけです。
すなわち上位3強が競っていたという構図が見えます。
ところが今年の阪神は68勝71敗4分けで負け越してのクライマックスシリーズ進出だったわけです。
出てしまえばファイナルステージで1敗のハンデがあるとかCSで自チームのフランチャイズ球場で試合を行えないという
問題はともかく、勝ち進めば日本一になれるわけです。
球界の大御所たちはこの点に文句たらたらなわけです。

しかしプロ野球は興行です。NPBとか球団はまず儲けることを考えます。当然です。慈善事業ではないし、政府なりの
税金をじゃぶじゃぶ使って採算無視のオリンピックのようなイベントとも違います。
赤字になれば金持ちのスポンサーが補填してくれるとはいえ、基本独立採算で成り立っていく必要があります。
そのような意味ではシーズン後、日本シリーズ前にクライマックスシリーズというお祭り騒ぎを開催し、
今一度盛り上げることも必要です。
今回ヤクルトは阪神を3タテしたので、本来あと3試合出来てしかも土日の稼ぎどころをミスしました。
勿論営業政策でわざと阪神に負けてシリーズを長引かせるなんてありえませんから、高津監督以下が必死で戦って
3試合で終わってしまったわけです。

世の中にはいろいろな考えを持つ方々がいるわけで、万人が満足するルールとか仕組みなんてありえません。
そういった中で我々野球ファンが少しでも楽しめる(V9時代の巨人みたいに圧倒的な強さでシーズン序盤から
勝ち進んでいては、巨人ファンはともかく、他の野球ファンはしらけてしまいます)仕組みが必要です。

今シーズンもヤクルトが史上最速で優勝マジックが点灯し、あのまま行っていれば、セリーグは後半白けた
ものになっていたはずですが、プロ野球の神様の配剤か、マジック点灯直後にヤクルトはコロナ化で監督以下
大量離脱し、四苦八苦、一時はDeNAの追い上げに合ってもう駄目かもなんてシーンもありました。
これによってシーズン後半もファンから見ればはらはらドキドキが最後まで続くことになりました。

これは私見ですが、ファーストステージでは2位のチームに1勝のハンデ、ファイナルステージは1位のチームに2勝の
ハンデを付けるなんていかがでしょう。こうすれば下克上の妙味は薄れますが、シーズンで上位のチームが高い確率で
勝ち進める、と思いますが。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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