連覇

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

今シーズン高津監督はヤクルトをリーグ優勝に導き、見事2連覇を飾ったわけです。
これがどれくらい凄い事かというと、(あまり古い話は仕方ないので)1978年に廣岡監督が率いるヤクルトが
初優勝した時からのセリーグの連覇を見てみましょう。
1979‐80 広島 古葉監督
89-90 巨人 藤田監督
92-93 ヤクルト 野村監督
2007-08 巨人 原監督
10-11 中日 落合監督
12-14 巨人 原監督(3連覇)
16-18 広島 緒方監督
19-20 巨人 原監督
21-22 ヤクルト 高津監督

とにかく原監督というか、巨人は相変わらず頑張っています。

それではなぜ連覇が難しいかということです。
⓵当然前年優勝チームには他の5球団は死に物狂いで挑んできます。
⓶3連覇したような黄金期ならともかく、普通は優勝した時がチームの絶頂期で、多くの選手が100%以上の実力を発揮
したからの優勝でした。翌年は加齢からくる衰えプラス昨年ほどの活躍ができずに、翌年は沈む。
(2015年に優勝した真中ヤクルトですが首位打者の川端・打点王の畠山が優勝時のような活躍ができず、
更にセーブ王だったバーネットが米メジャーに行ってしまい大きく戦力ダウン、翌年からはBクラス常連に逆戻りでした)
⓷優勝したチームはオフにそれほど積極的な補強は控えるが、他チームは戦力補強を頑張ります。

他にもいろいろな要因があると思いますが、とにかく連覇は難しい、ということです。
ヤクルト黄金期を野村監督が築き上げましたが、あの強力メンバーをもってしても連覇は1回だけで、あとは
長嶋巨人と交互に優勝という感じでした。

くどいほど繰り返していますが、私は巨人でしか優勝したことのない監督を大監督とは言いません。
(川上哲治・長嶋茂雄・藤田元治・原辰徳)
豊富な資金力と全国区の人気、読売グループ(新聞・テレビ)の全面的な後押し、などによって、FA・トレードで
他球団のエースや4番打者をかき集め、ビッグネームの大リーガーを呼び寄せ、ついにはドラフトのルールまで捻じ曲げ
(逆指名制度の導入)、これでは誰が監督やっても優勝できます。
似たようなチームが阪神ですが、ここはなぜかなかなか優勝できない不思議なチームです。
そういった中で巨人以外で連覇を果たした古葉監督・落合監督・緒方監督は素晴らしい、ということです。

しかし高津監督も村上選手以外のスーパースターがいない状態で、特に投のスーパースターがいない中、何とか
チームを切り回し連覇を果たした、ということで、大監督クラブ入りが近いのかもしれません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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