頑張れソフトボール業界

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

プロ野球エキシビションマッチでヤクルトはオリックスに5-2で快勝。
打っては坂口のタイムリーに、西田の3ランホームランでした。
投げては先発のサイスニードが5回、5被安打、1失点、
バンデンハークが4回を本塁打による1失点のみでした。
前半戦は二軍に沈没していた坂口・西田の両ベテランと
一軍に貢献できなかったサイスニード・バンデンハークが活躍したのは
何よりです。この1か月のオフ期間があるとはいえ、後半戦もハードなスケジュールが
続きます。選手層の薄いヤクルトではこの方々の力は必要です。

オリンピックのソフトボールで日本チームが金メダルを獲得しました。
決勝戦のスコアは日2-0米でした。
相変わらず米国の貧打が目立つ試合でした。
そういった中で米国チームを支えたのは投手陣です。
オスターマン 38歳
カルダ 28歳
アボット 35歳
日本の上野投手も39歳
日本は後藤投手のように20歳のニュースターも出てきてはいますが、
今回6試合中、4試合に上野投手が先発しました。
結局今回の金メダルも上野投手の力投が大きな部分を占めていることは間違いありません。
米国投手陣の高齢化(失礼)といい、ソフトボール業界が抱える問題点が垣間見えます。
アボット投手・オスターマン投手・上野投手と13年前の北京オリンピックで大活躍した方々です。
確かにスーパーな選手たちなのでしょうが、にしても10年以上その地位を脅かすような
新鋭が出てこなかったところが問題です。
優秀な若者は変わらず存在したはずです。結局彼らがゴルフであったりテニスであったり
もっとお金を稼げる業界に奪われたということです。
今回のオリンピックを見てもスケートボードで13歳の西矢選手が金メダルを取ったり、
サーフィンで銀メダルの五十嵐選手は23歳、銅メダルの都筑選手は20歳。

サーフィンやスケートボードは若者にとっては格好良いスポーツでしょう。
しかも世界(特に米国)では競技環境も整い、プロとしてかなりの収入が見込めます。
対照的なのは大相撲です。申し訳ないですが、髪をチョンマゲにし、まわしを締めてお尻を半出しにした
スタイルはなかなか今どきの日本の若者には受けにくいところです。
それはスケートボードの自由なウェアと比べれば歴然です。
しかも大相撲では横綱になっても年収は数千万円です。
(大相撲の外国人力士天国は日本人の人材不足からの選手を海外、特にモンゴルに求めた
必然です)
スケートボードで米国では億単位の収入も珍しくないそうです。

片や日本のソフトボールは実業団リーグということで、選手はサラリーマンと変わらない給料制です。
女子はプロ野球チームもあり、少ない人材を奪い合っている状況です。
勿論個人個人の競技に対する向き不向きはあるでしょう。
しかしゴルフを筆頭にテニス更にスケートボード・サーフィン。舞台を世界に変えれば驚くような
世界が広がっています。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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