高卒選手のブレークは? 10月30日巨人戦

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

まだ9試合を残し、ヤクルトの目の前で巨人の優勝が決まり、ヤクルトの2年連続となる最下位が確定しました。

ヤクルトは2試合続けて3-3の引き分けです。引き分けの時は、「あと1本出れば勝てたのに」と思うか
「負けなくてよかった」と思うか、今年のヤクルトならば後者でしょうか。

先発の歳内が5.2回を3失点ですからQS惜しかったですな。
ざっくり今年のヤクルトをジャッジすると、前半は投手陣が崩れ、後半は打てなくなった。という感じでしょうか。

2位が負けたので引き分けで優勝決定という巨人はここ6試合勝ち星から遠ざかっています。
ヤクルトも同じようなものですが、巨人もここに来てほころびが出てきています。
シーズン当初は坂本・丸が絶不調でしたが、ヤクルト同様4番の若大将岡本がチームをけん引しました。
この岡本選手2014年のドラフトで1位指名され入団、当初3年間は箸にも棒にもかからなかったのが、
4年目の2018年に突如ブレーク。今日に至ります。
日ハムの太田選手などは期待されながら巨人在籍中の8年間はやはり「箸にも棒にもかからない」存在だったのが、
日ハムに移籍していきなり変身しました。
と言うことを思うと、ヤクルトの高橋投手や寺島投手・廣岡選手あたりも来年突如として大爆発するなんてことが
あるかもしれません。(廣岡は昨日は忘れた頃の一発が出ました)
中山選手は筋トレをやめないとこれ以上伸びないのでは。
以前から言っていますが、野球選手にはやわらかい弾力性のある肉体が器用な動きを可能にします。
村上選手が良い例です。プロレスラーではないのですから筋肉粒々は動きの妨げにこそなれ、プラスにはなりません。
そんなことすらアドバイスできるコーチはヤクルトにはいないのでしょうか。

ところで今年の巨人の勝因はなんでしょうか。
単に他の5球団が勝手に滑って転んだだけと言うのが正解のようにも見えます。
一時のヤクルトや広島のようにまじめにチーム作りをすればそれほどお金を使わずとも黄金時代を
築くことは可能です。
巨人と言うとチャラそうに見えますが、実は特にここ数年まじめにチーム再建に取り組んでいました。
片や札束に物を言わせ、FAや大物外国人選手を取りまくる一方で、3軍制まで設け、育成にも力を入れてきました。
メルセデス投手や今年ブレークの松原選手などは育成上がりです。
過去には山口鉄也投手や松本哲也選手なんていました。

片やヤクルトの育成と言うとかろうじて2011年の育成入団の徳山投手が4年で54試合3勝4敗3Hくらいです。
2018年緒育成入団松本友選手が支配下登録されましたが、まだ結果は出ていません。
やっとわかってきたかヤクルトは今年のドラフトで6人指名したうえで育成も4人指名しました。

今年のコロナ禍で外国人選手枠が5人に増えたのに(シーズン前には誰も思いもしなかったことですが)
ヤクルトは選手層が薄いことが分かっていたのか、5人しか外国人を採用せず、内2人は使い物にならず、
片や外国人選手をじゃぶじゃぶ取った巨人はひっかえ取り換え次々に選手をつぎ込めます。
昨日の試合では育成上がりのウレーニャなんて選手がファーストで先発し、ウィーラーが代打、デラロサ・ビエイラで
抑えと、その豊富さはうらやましい限りです。
ヤクルトは山田哲人に5億、青木に3.4億払うくらいなら、高給取りのバレンティンも抜けたことですし、
もう少しお金の使い方を考えた方がよいのでは。
しかし今年は球団の収入が激減していますから、ドラフト・育成にはお金を使ってもFAや外国人選手に
お金を使う余裕はないかもしれません。
となると特に今年のFA戦線はそれでもお金持ちの巨人・ソフトバンク・楽天の独壇場でしょうか。
溜息です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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