1位とは?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

スポーツに限りませんが、勝負事には勝ち負けが付きまといます。それが極まったのが優勝とか金メダルです。
何でもそうですが1位と2位では天地の開きがあります。
私のような庶民には2位でもいいじゃないか、とも思います。昔、民主党政権時代に蓮舫仕分け担当大臣?が
スーパーコンピューター開発担当者に「なぜ世界一になる必要があるのですか?2番でも良いじゃないですか」と
サディスティックに攻め立てたのは、庶民には「ふむふむ」と納得の理屈でした。
まあこれによって日本のスパコンの開発が何年か遅れたのかどうなのか。
最近ではスパコンの富岳が盛んにコロナの検証でくしゃみや会話の時に飛び散る飛沫のシミュレーションなんてのに
使われています。スーパーコンピューターってこんなものでしょうか。わざわざスパコンを動かして検証しなくても
くしゃみをすれば飛沫が飛び散ることは子供でも分かります。

しかし勝負の世界は一番になることが重要です。
オリンピックでも金メダルと銀メダルは全然違います。スピードスケートの高木美保が1500m走で2位になったことを
本当に悔しがっていました。
プロ野球の世界でも昨年のセリーグはヤクルトが阪神を本当の「鼻差」で抜き去りましたが、鼻差だろうが10ゲーム差だろうが
ヤクルトの1位は1位です。セリーグ優勝の事実は変わりません。

ちなみに歴代の優勝回数を見ると、
巨人 37回
広島 9回
中日 9回
ヤクルト 7回
阪神 5回
DeNA 2階 です。
巨人のダントツは分かりますが、広島は古場監督時代と先日までの黄金時代と2回の黄金時代が効いています。
中日は落合監督時代に稼いでいます。
驚くのは阪神です。セリーグでは巨人に次ぐチーム的な位置づけですが、実際のところ人気的にはNo2ですが、
優勝回数ではブービー賞(ビリから2番目)です。

ちなみにパリーグでは
西武 23回
ソフト 18回
オリックス 12回
日ハム」7回
ロッテ 5回
楽天 1回 ですが、
チームが消滅した近鉄は4回優勝しています。

上記を見ればわかりますが、一応各球団は優勝してはいますが、巨人や西武のようないわゆる常勝球団が
多分の優勝回数を挙げています。
プロ野球なんて「王・長嶋」のような超スーパースターもいつか衰え引退します。
かわりに(一応)公平なドラフトによって各チームの力は標準化しそうなものですが、
実際にはそうはならないようです。

これに対して個人競技は超スーパースターがギネス的な記録を残します。
例えば大相撲の白鵬は幕内優勝45回という優勝回数を誇ります。
大相撲は年6場所ありますから、毎年6人の優勝者が出るわけですが、多くの相撲取りは1回の優勝も
出来ずに土俵を去ります。
この大相撲では大関が2場所続けて優勝またはそれに次ぐ成績を残した者を横綱にするという
ルールがあります。このルールに則ると理屈上は一度も優勝せずに準優勝を続けると、最高峰の
横綱になれるということです。
このルールに従い双羽黒は一度の優勝もせずに横綱になり、その後トラブルを起こして土俵を去ります。

またゴルフ業界では女子ゴルフの不動裕理が50回の優勝回数を誇ります。
ゴルフは年間で40試合前後の公式戦があるわけですが、年間5勝程度で賞金女王になれます。
ということは逆に毎試合の勝つなんてことは至難の業ということです。そしてプロゴルファーは毎年5人以上の
ルーキープロが加わり現役で何百人というプロが覇を競っているわけですが、当然のところ
キャリア中に一度も優勝できないまま、引退するプロゴルファーが数多くいるわけです。

ということで確率6分の1ですが、今シーズンのヤクルトは連覇(優勝)できるのでしょうか。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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