FA制度検証 バレンティンの場合

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日は興味深いスポーツいろいろでした。

女子ゴルフ樋口久子・三菱電機レディースは最後、韓国申ジエとの1打差ハラハラドキドキの
展開でしたが、鈴木愛が逃げ切り、今期5勝目でした。
賞金ランキング1位申ジエ・2位渋野日向子ともに今期3勝ですが、この違いは毎試合コンスタントに
優勝争いをしている申ジエ、高額賞金試合を制している渋野日向子、今期故障で欠場もあった鈴木愛の
違いでしょうか。

一方の渋野は世界ランクで畑岡奈紗との逆転を目論んでいるのか、台湾の米ツアーに参加しましたが、
39位で終わりました。柳の下にそうそうドジョウはいないということです。
渋野はちょっと疲れもあるのでしょう。
賞金額は申ジエ132百万、渋野117百万、鈴木101百万円です。
あと4試合ありますが申ジエ逃げ切り濃厚です。

駅伝の季節になりました。
箱根駅伝の予選会に恥ずかしながら我が母校早稲田は出場、9位でかろうじて箱根駅伝出場権を得られました。
学生3大駅伝の1番手出雲駅伝は伏兵の国学院が優勝、早稲田は出場してすらいません。
昨日の全日本大学駅伝は東海大が優勝でした。東海大は強くなりましたな。早稲田は6位でした。

柔道の講道館杯は金メダル級の大物の出場は少なかったものの、
女子52キロ級には阿部詩がいるので、48キロ級にランク替えした角田夏美が圧巻の優勝でした。
男子90キロ級はリオ5輪金メダル以降怪我が続いたベイカー・マシューを19歳の村尾三四郎が優勢勝ちで
破り、オリンピックへ一歩前進です。

さてヤクルトのバレンティンが結局FA宣言しませんでした。
バレンティンの現在の年棒は約4.4億円です。
ヤクルトとまず交渉して大幅?アップとか複数年契約とか取れなかったら、決裂ということで、
自由契約にさせて他の球団とじっくり交渉しようという作戦のようです。

あれっ、日本の選手にとってはFAの権利を得ることが、一つの勲章で、そこでさて自分の評価を他球団にも聞いてみよう、
という感じですが、外国人選手はちょっと違うようです。
一つにはDeNAから巨人にFA移籍した山口俊投手のように例外もあるようですが、基本的にFA移籍すると、
前年度の年棒は上回れない、という縛りがあるようです。これはFAによる年棒の高騰を防ぐための縛りのようです。

それを嫌ったバレンティンがヤクルトと交渉→決裂→自由契約という作戦のようです。
日本人では取りにくい作戦です。
日本人の場合は、今回の楽天の嶋選手が典型ですが、球団から大幅な減俸提示(やめろ、という暗黙のリストラですな)、
飲めないので自由契約という、どちらかというと球団から仕掛ける場合が多く、選手の方からFAまたはポスティング以外で、
というのはあまりないように思います。あとは引退ですか。
日本人選手は年棒交渉でごねても、たいてい説得されてそこそこのところで妥協するのが落ちのようです。
バレンティンがどれくらいの年棒を狙っているのか不明ですが、ヤクルトにとっては4.4億の年棒も来年のバレンティンに
対しては多すぎる気がします。
どう考えても来年は36歳、今年以上の活躍ができるとは考えにくいところです。
それよりも来年のヤクルトが目指すチームは山田を核にして、エスコバー・福田も加えて走って守れる機動力のあるチームが
新生高津ヤクルトにふさわしいような気がします。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。