JLPGAベテラン勢の逆襲

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日のヤクルトー広島は神宮球場に大粒のひょうが降り注いだとかで中止となりました。
残り数少ない前半戦の試合でヤクルトは好調をキープしている石川だったのでちょっと残念でした。

さて女子ゴルフです。
米国LPGAのマラソンクラシックでは畑岡奈紗がぶっちぎりで4勝目を飾りました。東京オリンピックの出場も決まり、
張り切っています。
日本のニッポンハムレディースはプロになって7年目25歳の堀琴音が涙の初優勝でした。
今年の前半までは圧倒的に黄金世代(1998年4月~99年3月生まれ、22歳~23歳)以下の選手の独壇場でした。
今年の13試合目までは11試合に黄金世代以下のプレーヤーが優勝していました。
(内小祝さくらが2勝、稲見萌寧が4勝しています)
(例外は第4戦の岡山絵里(25歳)と第9戦の上田桃子(35歳)です)
ところが第14戦からベテラン勢?の逆襲が始まります。
第14戦笠りつ子(34歳)が優勝
第15戦は青木瀬令奈(28歳)
第16戦は申ジエ(33歳)、今年外国人選手初優勝です。
第17戦は菊池絵理香(33歳)
第18戦は鈴木愛(27歳)
第19戦が堀琴音(25歳)でした。
14戦目以降は黄金世代以下の若手が一切勝てなくなりました。
(まだ20代の岡山・青木・鈴木・堀選手ベテラン扱いで失礼しました)
堀選手優勝のニッポンハムレディースは最後は33歳の若林舞衣子と堀琴音の
プレーオフでした。(ベテラン同士?)

申ジエが優勝したニチレイレディースは申ジエ(韓国)と全美貞(韓国)のプレーオフでしたが、
3位も台湾のサイ・ぺイインという外国人選手デーでした。

このベテラン勢カムバックの一因は前半戦を引っ張った稲見萌寧がスランプに陥ったこともあります。
稲見選手は第12戦の中京テレビブリジストンレディースで今年の4勝目を飾った後、
6位タイ、予選落ち、2位タイ、41位タイ、予選落ち、予選落ち、22位タイとスランプに
陥ってしまいました。
この若手の大ブレークも2年前には渋野日向子、昨年は原英莉花(黄金世代)・古江彩佳(ミレニアム世代)・
笹生優花(ミレニアムの更に1年下の世代)がそれぞれ2勝しました。
そして今年の稲見萌寧のブレークです。
しかしその稲見もここ数試合は精彩を欠いています。
一昨年大ブレークした渋野日向子も昨年からはさっぱりです。なのに勘違いして?
米国ツアーに挑戦して敗れ続けています。
同様に勘違いして日本で1勝しかしていないのに米国ツアーに挑戦した河本結は早々にギブアップして
日本ツアーに戻りました。
昨年小ブレークした古江や原も今年は圧倒的な強さを発揮できていません。
唯一笹尾優花だけは今年も全米女子オープンに優勝し、日本人としては(笹生は国籍はフィリピンー母親の国籍を
選択していますが)樋口久子・渋野日向子に続くメジャー制覇です。
その笹生を除いてはここ数年ブレークした若手のブレーク期間が短くなっているようで、気になります。
ゴルフの場合長い競技生活の中でほんの一瞬光り輝いてトーナメント1勝を飾る選手は大勢います。
それが複数回優勝さらに年間賞金女王なんてごくごく一握りの選手です。
過去には樋口久子とか不動裕理のように長年にわたってトップの座を守ってきた選手もいましたが、
どんどん力のある若手が出てきて技術も道具も進歩する今や、何年にも亘ってトップの座を維持することが
困難になってきているのかもしれません。
そういった中で今回のベテラン勢の逆襲と黄金世代以下の足踏みは何が原因がじっくり検証する必要が
ありそうです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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