海外挑戦?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

オリックスの松井投手のMLBパドレスへの入団が発表されました。
5年で28百万ドルとのことです。年俸にして6億円程度ですから大谷選手や山本由伸投手のようなびっくりするような金額ではありません。
驚くのはパドレスにはダルビッシュ投手が所属しているということです。
ドジャースに大谷選手と山本投手が入団したことはかなり意図的に2選手を集めた感がありますが、松井投手のパドレス入りはそれほど不自然さは感じません。強いて言えばWBCでチームリーダーを務めたダルビッシュの人柄に松井投手が惚れたこと。
パドレスがホームとするサンディエゴはドジャースと同じ米国カリフォルニア州のメキシコ国境と近い最南部にあります。当然気候は暖かく(熱く?)プレーしやすい環境と言えるでしょう。しかしカリフォルニアの夏は気温は高くても日本のような高湿度ではありませんから、その分過ごしやすいとは言えます。
大谷・山本両選手の所属するドジャースのロスアンジェルスもサンディエゴほどではありませんがあたたかな気候のよい土地です。
キャリアの峠は越えたダルビッシュ投手とMLBでゃ並のリリーバー的な評価の松井投手のコンビと大谷・山本のスーパーコンビを比べるのもなんですが、同じMLBナショナルリーグの西地区に所属する両チームです。来年は何度もぶつかり合うことでしょう。今のところ来年ドジャースはワールドシリーズ制覇の一番手に挙げられているようですが、こればっかりはやってみなければわかりません。大谷がバッティングのみでどこまで成績を出せるか、山本が果たしてMLBに通用するか。そろそろ衰えの出てきたダルビッシュが踏ん張って、松井が守護神になったりすれば面白い展開になるかもしれません。

今一つの話題はヤクルトの大トリを飾って田口投手が契約更改したことです。3年で5.5億円という話です。田口投手は今回取得したFA権を宣言しなかったわけですが、その替わりの条件交渉が裏で続いていたため、一人だけ契約更改が遅くなったのでしょうか。3年5.5億円以外に来期取得予定の海外FA権を実行する余地も契約条件に入っているようです。今回の巨人の中田翔選手が複数年契約の途中解除したのと同様な契約条件(オプトアウト)を入れたようです。田口投手としては大谷選手や山本投手の超大型契約に刺激されて、自分もあやかりたい、と思ったのかどうか。来年大活躍すればMLBへの道も開けますし、ダメだったときはそのままヤクルトに同条件で居続けられるわけです。FA権はNPBの選手にとって唯一?の球団と戦えるチャンスです。この時とばかりいいとこどりするのは個人事業主であるプロ野球選手の大事な防衛策です。

上記数字は各選手個人のWIKIPEDIA 及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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