羽ばたけ黄金世代!
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
いよいよプロ野球は明日から開幕ですが、女子ゴルフは1週間遅れて6月25日のアースモンダミンカップから始まります。
しかし開幕後の予定がびっしりと決まっているプロ野球と比べ、女子ゴルフはそれ以降7月のトーナメントはすでにすべて中止が決まっており、その後も???です。
JLPGAが組織として機能していないのか、アース以外のスポンサーは腰が引けているのか、どうなんでしょう。これではプロ達の生活は成り立ちません。
米メジャーは結局年棒の点で選手会と折り合いがつかず、今年は全試合中止の可能性も出てきました。
日本のプロ野球はすでに選手の年棒は減額しないということになったようで、選手の皆さん安心して
無観客試合でもなんでも来い状態です。
日本では阪神と巨人の選手にコロナ陽性が出ましたが、それほど広がりは見せず、ヤクルトも全選手RCP検査を受けたようですが、結果はどうだったのでしょうか。何もニュースがないということは無事な証拠なのでしょう。
さて上記のアースモンダミンカップですが、急な決定だったためか韓国勢がほとんど出場できず
(日本に入る際、2週間の隔離措置があるため)日本勢の独壇場になりそうです。
その中でも昨年ブレークした渋野日向子を筆頭とする黄金世代の活躍が注目されます。
女子ゴルフの黄金世代は1998年4月2日から1999年4月1日の間に生まれた選手で現在21歳から22歳になります。
この黄金世代ですがシード権者は昨年6人でした。(小祝さくら・勝みなみ・原英莉花・新垣比菜・大里桃子・畑岡奈紗)このうち小祝と原を除く4人がトーナメント優勝を飾っています。
ところが昨年の黄金世代の大活躍により、シード権者が更に6人増え12人の黄金世代の選手が占めるようになりました。
新たに加わったのが渋野日向子・河本結・稲見萌寧・高橋彩華・吉本ひかる・浅井咲希の6人です。
昨年4勝して賞金ランク3位に入った渋野をはじめ河本・稲見・浅井が初優勝を上げています。未勝利でシード権者だった小祝と原も初勝利を挙げました。
シード権は基本賞金ランクの50位までの選手に与えられるわけですが、その50人中12人が上記の1年間の生まれに入っているわけで、統計的に見るととてつもなく偏った構成になっています。
原因は宮里藍の大活躍を幼少期に見て、「私も!」と早い時期にプロゴルファーを目指したこと、
道具の進歩に加え筋トレなどの肉体作りにより、飛距離がアップしたこと。
黄金世代と騒がれライバル意識から期せずして切磋琢磨していること。
勝みなみ・畑岡奈紗が先鞭をつけ、「この年でもやれるんだ」という自信を植え込んだこと。
等の極めて薄弱な理由しか思い浮かびません。
この黄金世代の後ろにはプラチナ世代も控えています。
その昔、横峯さくらの父親が「日本で女の子がもっとも稼ぐハードルが低いのがゴルフ」と言っていたように、特に日本の女子ゴルフはあまりレベルの高くないスポーツでした。
そこを韓国勢につかれ、一時期、日本女子ゴルフ界は韓国勢の独壇場になりましたが、
一昨年からの黄金世代の台頭を受け、韓国勢と5分以上で戦えるレベルに上がってきたところです。
畑岡奈紗はすでに主戦場を米国に移しており、河本結も今年から米国チャレンジするようです。
渋野日向子も来年からは、という噂があります。
米国ツアーはもちろん賞金が高額なこともありますが、選手を束縛し、ホステス扱いする、
相変わらずのJLPGAの体質に嫌気がさして、その昔岡本綾子が米国に移ったように、皆米国に向かうのかもしれません。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています