長岡って凄い
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトの今年前半戦の大躍進の要因はいろいろありますが、誰が一番貢献したかと言えば村上選手というのが
皆さん異存の無いところとは思います。
それでは今年前半の一番ブレークした選手と言えば、これまた長岡選手で決まりです。
長岡選手は高卒3年目ドラ5の選手です。
この年のドラフトではドラ1が奥川投手。(奥川投手コロナ陽性とのこと。これでまた一軍への復帰が送れそうです)
ドラ2吉田大喜投手。(高津監督の先発投手を7人以上抱えてローテに余裕持たせる作戦で5月に一軍昇格、2試合に先発
しましたがピリッとせず、二軍に戻りました)
ドラ3杉山投手はコロナ大量離脱の今月、代替え選手として一軍に上がりましたが、1回を投げて2被安打で、二軍に
戻されました。
ドラ4の大西投手は昨年から中継ぎメンバーとして昨年は33試合で2.82、今年は大車輪で29試合で2.19と勝利の方程式
準メンバー入り果たしましたが、コロナ陽性で後半戦どうなるかです。
そしてドラ6が武岡内野手で、コロナ代替え選手として一軍昇格、良い働きをしたのですが、なぜか二軍に戻されました。
長岡選手は今年は87試合339打席で.257、7本塁打、38打点、2盗塁、OPSは.656,6失策です。
それではまだ20歳とかそういう事を抜きにして、セリーグのショートのレギュラーとして長岡選手がどれほどのものか
検証してみましょう。
巨人坂本選手 49試合206打席で、.299、5本塁打、25打点、2盗塁、OPS.835、9失策
セリーグのショートと言えばこの方です。しかし寄る年波か故障も多くなり、今年は半分程度しか出場していません。
打撃成績は立派ですが、守備力に衰えが現れています。
阪神中野選手 94試合416打席で.287、4本塁打、18打点、16盗塁、OPS.671,11失策
坂本選手に取って代わりセリーグショートの代表になりそうです。典型的な1番向け打者ですが(足が速く高打率)
阪神の一番には近本選手がどっしり座っている為当分2番打者です。守備範囲が広い分エラーも多くなっています。
広島小園選手 91試合369打席で.254、5本塁打、31打点、1盗塁、OPS.629、10失策
ドラ1のエリートです。高卒4年目と長岡選手と年齢も近く同じ左打ちで永遠のライバルになりそうです。
DeNA大和選手 66試合、210打席で.247、0本塁打、15打点、1盗塁、OPS.576,3失策
阪神からFAでDeNA入り、プロ入り17年目のベテラン。他の選手と併用されています。
中日京田選手 41試合、140打席で.176、3本塁打、8打点、1盗塁、OPS.558、5失策
三ツ俣選手 48試合、125打席で.225、0本塁打、9打点、1盗塁、OPS.608、2失策
右と左の使い分けというより帯に短しという感じです。
こう見るとセリーグNo1ショートの座は坂本の衰えが顕著な今年、中野が一歩リード、長岡と小園がその後を
追う感じです。長岡選手は守備もうまくなり、長打力もあり、池山と宮本慎也を足して2で割ったタイプの
遊撃手に育てば、と思います。
そういえば坂本光士郎投手とロッテの山本大貴投手のトレードが発表されました。
坂本投手はすばらしい球を持ちながら、精神的な問題か自滅するケースが多く、ヤクルトでは大成できませんでした。
心機一転ロッテで羽ばたいてください。
山本投手は左の変則投法ということです。貴重な左の中継ぎです。楽しみです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています