コスパ

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

コスパなんて私が若い頃には無かった言葉ですが、今やすっかり普通のフレーズとして定着しています。最近はタイパなんて言葉も現れています。タイパはまだわかります。
この機械を使えば本来1時間かかる作業が30分で終わり、それによって従業員の時給の30分分がセーブでき、この機械のコストがXXX円ですから結局お得ですよ、という位の意味でしょう。
一方のコスパは上記のタイパと同じケースでは一概に言いにくいところがあります。
この機械を入れれば、これだけコストが省けます、というはっきり数値で表す指標があればよいんですが、パフォーマンスが必ずしも数値化しにくい事象の場合、本当にコスパが良いとは言いにくい場合も多々ありそうです。

プロ野球選手の場合も同様です。
片や年俸というはっきりした数値があります。それに対し、野手や投手の場合はいろいろな指標や数値があり、何をもってコスパが良いか悪いか一概には言えない場合も多いかと。

それでは今年のヤクルト選手のコスパを結構独断で測ってみましょう。
野手は単純に年俸÷ヒット数で比べてみました。これには異論のある方も多いでしょう。
野手を図る物差しの一つとして安打数は確かに有効です。他にも野手には本塁打数とか、打点などがあります。
1本塁打と1打点をヒット1本と同列には比べられないし、それではヒット何本とイーブンにすればよいかと、堂々巡りにもなります。年俸÷ヒット数だと、長岡のような最多安打の選手や、サンタナのような首位打者取り損ねた選手のコスパが良くなるわけです。
ピッチャーなんて年俸÷勝利数なんて比べると、負けはどうカウントするのか、QSは?とかセーブやホールドのカウントもあり、まことに混乱の極みになりそうです。
ここでは今期のヤクルトのレギュラークラスの安打数÷年俸を見てみましょう。
まずどう考えてもコスパNo1は長岡選手のはずです。年俸4100万円で163安打ですから25万円/安打です。
それでは年俸の高い選手を出してみましょう。
村上選手は6億円で122安打です。(5百万円/安打)村上選手は本塁打王と打点王も取っているわけで安打のみでジャッジするのはフェアーではありません。
山田選手はどうでしょう。5億円で77安打です。(650万円/安打)とんでもない数字が出ました。

サンタナは3.7億円で132安打ですから、280万円/安打です。
オスナは3億で144安打ですから、210万/安打です。
今年活躍した岩田外野手は年俸なんと320万円。これで28安打を放ちましたから、11万円/安打になるという安打のコスパは最高に良かったような。
しかし濱田選手なんか2千万円の年俸で2安打です。これでは1安打が1千万円になり、戦力外になっても仕方ないレベルです。(故障でもしたのでしょうか)
これだけで選手の出来不出来を図るのも問題ありそうです。
球団も当然こういったことも加味して年俸更改するのでしょう。
すでに一部では年俸更改は始まっており、戦力外通告に次ぐプロ野球選手にとって厳しい季節になりました。

Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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