プロとしての責任
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
「プロとしての責任」なんて題を付けました。
要はその競技でパフォーマンスを披露してお金を取る以上、それなりのパフォーマンスをしなさい、
できないならさっさと引退しなさい、またはけじめをつけなさい、ということです。
大道芸やストリートミュージシャンがへたくそな芸を見せていたら、誰もお金を置かれた帽子には
投げ入れません。
プロ野球の場合はチーム競技であるため、そのへたくそさや衰えによるパフォーマンスの低下が
9人でカバーして「なあなあ」になってしまうことが得てしてある、という事です。
先日来、書いている大相撲の横綱白鵬・鶴竜に早く引退したら、というのは、個人のしかも採点競技
と違い、結果が明白に出る格闘技だからこそ、その衰えが丸見えになり、本来横綱を務める力も
なくなっているのに、横綱特権で休場を繰り返しながら生きながらえていることを批判しています。
片やプロ野球はどうでしょう。
今年阪神の藤川投手(40歳)が引退しました。
引退試合では150k近いストレートを投げていて、まだやれるのでは、という話もありましたが、
今シーズンの成績は 16試合、1勝3敗、1H,2S、13.1イニングで6.08
度々救援に失敗しJFKと呼ばれ阪神の勝利の方程式の一角を務めた面影はありませんでした。
球団から肩たたきにあったか自発的かはともかく、いさぎよい幕引きです。
日ハムの斎藤ハンカチ王子(32歳)は350万円ダウンの1250万円で来期の契約を結びました。
入団して9年で15勝26敗、ここ7年で4勝しか挙げていない斎藤投手の現役続投にネットでは厳しい声が
上がっています。しかし日ハムは基本的に甲子園のスターを獲得して(清宮選手とか)客寄せパンダにして
営業政策にプラスさせています。プロですからそれはそれで正しい判断と思います。
ただし斎藤投手は苦しいでしょうな。でもこのコロナ禍で、32歳の青年に1250万円の年棒は
袖にするには大きな金額です。
先日、元ヤクルト監督の広岡氏が巨人原監督のことをぼろかすに批判していました。
まあこの方はなんでもけなす方ですから、話は割り引いて聞かなくてはなりません。
しかしこの記事で原監督を監督の能力なし、と言い切っています。
確かに私も再々書いていますが、基本的の巨人でしか優勝したことのない監督
(川上、長嶋、原)を私は一切評価しません。
資金力と球界No1のブランドネームで選手をかき集められるのですから、監督が何も
しなくても優勝して当たり前です。
前にも書きましたが、先日の日本シリーズで(DH制導入をアピールしたかったのでしょう)
全試合DH制とし、見事にソフトバンクに4タテを食らいました。
将棋で名人と対戦するのに、「私、飛車角抜きで結構です」とあえて格上の相手との対戦に
ハンディキャップマッチを挑んだようなものです。
しかもストーブリーグではセリーグの大野投手や山田内野手、ソト外野手を狙い、ことごとく
失敗の挙句、DeNAをFAした梶谷と井納を獲得しました。
パリーグとの格差が問題になっている折、同じセリーグから選手を入れて原監督は何を
したいのでしょう。こんなことで打倒ソフトバンクが図れるとはとても思えません。
広岡氏に言わせると、昔巨人の創始者正力オーナー時代は巨人はセリーグを制して当たり前、
日本シリーズでパリーグに敗れると、監督は辞表を携えて正力オーナーに報告にいったそうです。
翻って、我がヤクルトの甘々ぶりです。昨年最下位の責任を取って?監督を辞めた小川氏は
GMに昇格しています。
いくら3年契約とはいえ高津監督は最下位の責任を取って辞表を携えてオーナーに報告に
行くべきなのに、早々と来期も続投、なんてことです。
悪かったのは機能しなかった斎藤コーチと河田コーチと言わんばかりのトカゲの尻尾切です。
ヤクルトがまず考えなくてはいけないのはヤ戦病院をなくすことです。
今期もほとんどと言ってよいほどの主力選手が「コンディション不良」なんてわけのわからん
(あえてわからなくしているのでしょう)理由で登録抹消されています。
小川GMを頭にしてどうせ彼らが考えても何もわからないのですから、医者やトレーナーを入れて
なぜこんなにけが人が多いのか、それを減らすためにはどうしたらよいのか、真剣に
考えてください。主力に怪我がなければヤクルトの力は3割はアップします。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
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