競争社会だ

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトドラフト1位の奥川投手は契約金1億円、年棒1600万円、出来高5千万円で契約したようです。
なんでも今年から新人選手の年棒の上限が1430万円から1600万円にアップしたようです。
一方ドラフト5位の長岡秀樹内野手は契約金2500万円 年棒500万円
6位の武岡龍世内野手は2200万円 480万円でした。

戦後日本は護送船団方式や終身雇用・年功序列制という様々な政府(役人)の日本人均一化政策から、
大学を卒業してどこの企業に就職しても初任給はほとんど同じ、その後入社してからも当分同期とは
昇給もボーナスもほとんど同じで、差別化されていませんでした。
差がつくのは中年になって課長・部長と管理職になれるかという時点からです。

ということで戦後長らく日本人は「同じ釜の飯を食う」感覚で、ライバル心や競争心よりも仲間との
協調、「ONE TEAM」が大事とされ、「皆で上昇していこう」が戦後の高度成長をささえてきました。

私は団塊の世代の後の年齢(64歳)ですが、皆で頑張ろう世代に入ります。
そのような私から見ると、同じ高校生なのに、契約金で約5倍年棒で3倍の違いには勝負の世界の厳しさが感じられます。
(D1の奥川投手とD6の武岡内野手)

日本の横並び一線主義も、バブル崩壊からリーマンショックを通じて徐々に崩れつつあるようです。
女子ゴル学の新卒にも1千万円の年棒を提示する企業も現れているようです。
日本もスポーツ界のみではなく、国全体が欧米並みの競争社会に突入しつつあるようです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。