ヤクルトキャンプメンバー
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトのキャンプメンバーが報道されました。
奥川投手と川端内野手は二軍スタートです。
川端選手は一昨年は代打の神様として再ブレークしたわけですが、一年でガス欠状態になり昨年は64打席で0本塁打、7打点、.175ですから二軍スタートもやむなしです。
問題は奥川投手です。ヤクルト3連覇の大事なピースの一つであることは間違いありません。
肘を痛めあえて手術を受けず、保存療法で回復を図るとのことです。
私は医学は素人ですからコメントをはさむ立場にはありません。
ガラスの肉体では由規投手を思い浮かべます。157Kmを投げる高速投手で2010年(高卒3年目)に12勝挙げたのがピークで、再々の故障から育成契約となり、戦力外で楽天に入団、結局再起かなわずでした。
この由規投手と奥川投手はかぶります。ガラスの肉体なればこそのキャンプ二軍スタートなのでしょう。
伊藤智投手(現ヤクルト投手コーチ)とか球界を代表する(代表する可能性が大きかった?)投手を酷使でつぶした経験から、なんとかこのダイヤの原石をブリリアンカットに磨き上げたく、慎重に扱っているのでしょう。ドラフトで2トップの人気だった佐々木朗(ロッテ)とは大きく水をあけられましたがまだ高卒4年目です。勝負はこれからです。
キャンプ一軍組には村上・山田・中村・高橋のWBC組もキャンプ前半には参加し、チームプレーなどを叩き込まれるようですが、このヤクルトの今期の主力4選手が3月半ばまでWBCに拘束されるわけです。
特にメジャー仕様球を開幕前まで使い続ける高橋投手は若いだけにすぐにNPBのボールにアジャストできるのか、山田・中村が開幕に向けてコンディションの切り替え調整がうまくできるか、心配の種は尽きません。
他に一軍スタートはドラ1の吉村投手とドラ5大卒内野手の北村選手です。吉村投手は即戦力ローテ入り、北村選手は数年後のポスト村上・山田が期待されます。
それから昨年一軍デビューした高卒2年目の竹山投手も一軍スタートで高津監督一押しです。
こういった若い投手が次々に上がってこないと、いつまでも石川投手や外国人投手頼みでは情けない話です。
ヤクルト再生工場入りした尾仲投手、三ツ俣内野手もキャンプ一軍スタートで
一軍定着を狙います。
キャンプインまであと10日余り、ワクワクの球春が始まります。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています