5月24日対阪神 不思議の負けもあります

ヤクルト5‐6阪神(ヤクルト4勝6敗1分)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

このブログでも何度か言及していますが、野村監督の名言「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉がありますが、昨日の阪神戦は「不思議の負け」だったような、まさに「負の連鎖」でした。
5月11日に中村・石山・星がコロナで登録抹消になりましたが、彼らも一軍復帰し、コロナ騒動も収まったかと思っていましたが、今回は青木・内山です。まだまだ続くかもしれません。
世間ではコロナは二類から五類にクラス替えが行われ、インフルエンザと同じ扱いになり、先日のゴールデンウィークには皆さんコロナ騒ぎを忘れたかのようにはしゃぎまわっていたわけですが、決してコロナがなくなったわけではありません。逆に五類に指定替えになったことにより検査や治療が有料になったことで、体調が悪くてもそのまま通勤や通学を続けコロナウィルスを世の中にばらまき続ける、という輩も数多くなったに違いありません。

「負の連鎖」というのは上記のコロナだけではありません。「連鎖」というくらいですから、悪いことが伝染病のように次々と起きることです。
ヤクルト先発ルーキーの吉村は阪神に2勝しましたがその登板の前後に巨人戦で滅多打ちに会い、「本当のところどうなの?」という感じでしたが、昨日の阪神戦でとうとうメッキがはがれて「阪神キラー」でもなくなってしまいました。
4回1アウトから死球を挟んで4連打を浴び2失点。前回の巨人戦が3回降板、昨日は4回までで吉村投手も4回戦ボーイになってしまったわけです。
先発が4回で降板してはどうしても次の投手は敗戦処理レベルになるのは仕方ありません。2番手の山本投手は回跨ぎの6回に2アウトから3連打と山田哲人の失策も絡み2失点。「負の連鎖」で悪い方へ悪い方へ試合は動きます。
敗色濃厚(6回表で2‐4)のところ昨日は打撃陣が頑張り6・7回で3得点し逆転しました。

7回は「新勝利の方程式」入りを狙う星が3者凡退で阪神打線を封じると、いよいよ8回清水はなんとか無失点で切り抜け、9回はお約束のクローザー田口です。その田口がサウスポーの強みで左の近本・中野を連続三振に取り「あと一人」コールも沸き起こる中、一昨日大暴れ(5打点)で昨日はそれまで4タコだったノイジーに右前ヒットを浴びます。このノイジーの打球をライトの並木が「照明が目に入った」なんて言い訳で捕球できず後逸、三塁打となります。これで気落ちした田口は大山に四球からの佐藤輝に2点タイムリー二塁打を浴びて終戦です。外野手の失策は即長打につながります。まさに「不思議の負け」というか「負の連鎖」が次々にヤクルトの選手たちに伝染していきます。
これで1分けを挟んで6連敗、2019年に16連敗したことが頭をよぎります。

数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

2件のコメント

  • 昨日の逆転負けはヤクルトとしては深刻な傷(seriously wounded)でした。
    ただでさえ難しいチーム事情で必ず勝たなければならなかったのに、痛恨の失策に倒れてしまいました..
    このダメージを早く回復しなければなりませんが、そのためには2人の侍の打撃が爆発しなければなりません。

    • MONTE CRISTO様
      コメントありがとうございます。
      阪神が強い、というか、ヤクルト全体のモチベーションがどんどん
      落ちてきているように見えます。
      村上や山田もぼちぼち打ち出しましたが、爆発には程遠い状況です。
      ヤクルトけんちゃん

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