とほほな打撃でした　 | ヤクルトスワローズ愛一筋半世紀

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

後出しで言うのも気が引けますが、一昨日7－1でヤクルトが勝った試合中私は何度も「もう打たなくていいよ。
明日に取っておこう！」と言いました。
プロ野球あるあるです。「大量得点した翌日は点が入らない」です。
7点を大量得点というかはともかくオリックスを9回までは0封していたわけです。
このプロ野球あるあるは単なる都市伝説ではなく多少の根拠はあります。
「打ち疲れ」とか、どんどんヒットやホームランが出たので「バッティングが荒くなる」とか
「集中心が薄れる」とかいろいろあります。

昨日がそうだったのではないでしょうか。確かに山岡・宇田川・山崎颯・ワゲスパックとつないだオリックス投手陣の
投球は良かった、特に3番手の山崎投手は第2戦にも登板しましたが190㎝の長身から投げ下ろす160㎞近い速球は
素晴らしいものがありました。
その山崎投手には三者凡退X2イニングだったわけですが、他の投手には「手も足も」出なかったわけではありません。
昨日ヤクルト打線は6安打4四球で特に1回は立ち上がり塩見の中前安打から山崎の送りバントをオリックス先発の
山岡がお手玉、ノーアウト1・2塁とオリックスから「さあ得点してください」とチャンスを提供していただき、
エラーまでした先発の山岡投手は完全に浮足立っていたはずですが、そこを前日のヒーロー山田哲人は
また以前の不調時に戻ったかのような三塁ファウルフライ。村上は外角球を押っ付けて打つということを忘れて
引っかけてセカンドゴロ。オスナはショートゴロというわけで一昨日さっぱりだった塩見は頑張りましたが、
クリーンナップの皆さんプロ野球あるあるに嵌ったかのような雑なバッティングで初回の大チャンスを逸しました。

2回は青木右前ヒットの後サンタナは力ない右フライから中村が絵にかいたような併殺打。
昨年の日本シリーズMVPの中村のポストシーズンの打撃不振が顕著です。
3回は2アウトから連続四球でしたが村上が三振。

4回はオスナが左前安打の後青木が併殺打、するとこれもプロ野球あるあるですが、「併殺打の後のヒット」で
サンタナがセンター前ヒットを放ちます。
5回には1アウトから塩見が三塁打を放ちますが、山崎・山田が連続三振のとほほです。
6回は2四球で1アウト1・2塁としますがサンタナ・中村が連続三振です。
9回もノーアウトから丸山が二塁打を打ちますが、サンタナ・宮本が連続三振で第2戦のヒーロー内山壮が
キャッチャーファウルフライで終戦でした。

事程左様に昨日の敗戦は雑な？攻撃で再三のチャンスを逸するという残念な試合でした。
2勝1分けという「日本一連覇、楽勝じゃん」なんてヤクルトの中に驕りが生じていたのでなければよいのですが、、、

今日の第5戦はヤクルトがルーキードラ1の山下。オリックスは田嶋です。
なかなか山下にはプレッシャーのかかる登板です。
打撃陣が昨日のとほほを反省して、大量得点しないと難しいかもしれません。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています