4月8日対阪神 打てません
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
毎日は勝てません。というかこんなに打てないチームです。昨年までの強力打線で弱体投手陣のヤクルトの姿はどこかへ行ってしまいました。チーム打率は.175で12球団最下位、チーム防御率0.77は12球団トップという春の珍事です。
まだ8試合しかやっていない時点でどうこう言うのもなんですが、防御率0点台ということは当たり前ですが平均すると1試合に1失点するかしないかということです。こんな事態が続くはずはありません。
昨日は開幕2戦目で好投したピーターズが先発予定でしたが、ふたを開けると尾仲投手が出てきました。
試合前にピーターズ投手突然のコンディション不良。ということで、それにしてもなぜ尾仲投手?と思ったわけです。
余程試合直前のアクシデント?だったのでしょう、当然戸田から誰かを呼ぶ余裕はないわけですし。
小澤投手がいたと思いますが、何かあるのでしょう。
金曜に不甲斐ないピッチングだった石川・久保両投手を登録抹消、尾仲投手・武岡内野手を登録。
武岡選手は金曜に代走に出場し、そのまま盗塁も決めています。それなのに抹消です。
代わりに山本投手が登録されました。
そして久保投手の代わりにブルペン陣の一角として登録されたと思っていた尾仲投手の緊急先発です。
前途に暗雲が立ち込めます。
その尾仲投手頑張りました。3回、2被安打、3四球で1失点。初回の失点にへこたれず、ランナーを出しながら、1失点でしのぎました。その1失点も阪神中野のセンターを襲うライナーを濱田がグラブに収めながら弾いての二塁打です。濱田のトホホな守備でした。守備のうまい選手なら捕球していたはずです。
続くノイジーのライト前のライナーをサンタナがスライディングキャッチからの好返球で飛び出した中野が戻れず、ゲッツー。前日にお粗末な守備でピンチを作ったサンタナの「あっぱれ!」と思いきや、リクエストが入り、サンタナのワンバウンド捕球が判明、一気に1アウト1・3塁のピンチから大山の犠牲フライで1失点でした。そもそも濱田がしっかり捕球していれば、というたらればです。当たり前ですが外野手の守備のチョンボは長打につながります。つくづく塩見・山崎を欠く外野陣は打撃のみでなく守備面でもお寒い限りです。
しかし尾仲投手はこの1失点でとにかく3回を投げたわけで、上々の緊急登板でした。
この尾仲投手はDeNAに入団した後、FAでDENAに移籍した大和の人的補償で、阪神へ。昨オフに戦力外となりヤクルトに入団した苦労人です。
一方の阪神先発の大竹投手はソフトバンクで一時はローテに入る活躍でしたが、ここ数年は一軍の実績がほとんどなく、昨オフに現役ドラフトで阪神入りしたこちらも移籍組です。しかも開幕二軍で、2戦目に先発した秋山投手が崩れたため突如ローテ2戦目の先発のお鉢が回ってきた、こちらもある意味緊急登板でした。
この大竹投手(サウスポー)に対し6回散発3安打のヤクルト打線の不調ぶりは深刻です。
昨日は3番山田・4番村上・5番オスナ・6番内山がノーヒットです。これでは勝てません。
特に心配なのはずっと打撃不調の内山です。昨日は先発マスクでしたが、中村もいまだ打率.000ですから問題です。
この打撃不振は一朝一夕には片付きそうにありません。
今日の先発予定の吉村投手の好投を祈るばかりです。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています