3監督が退任

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

このオフで巨人原監督・ソフトバンク藤本監督・楽天石井監督が退任しました。

プロ野球の監督が辞めるというのは何が原因でしょうか。普通は契約期間満了のための退任と思われますが、プロ野球の監督の場合は必ずしもそうではないようです。
巨人の原監督の場合は3度目の監督就任で、19年・20年はセリーグを制しましたが、日本シリーズではソフトバンクに2年続けて4タテを食らい評判を落としました。21年はそれでも3位になり、クライマックスシリーズのファーストステージではこの年2位だった阪神に連勝し一躍ヤクルトとのファイナルステージの臨みましたがここで1分け2敗で敗退。
雪辱を期してもう3年の契約を結びましたが、2年連続で優勝を逃すどころか4位でクライマックスシリーズにも進めず、あと1年の契約を残して勇退?となったわけです。
結局通算で17年も(巨人のみの)監督を務めたわけで、完全に賞味期限切れでした。

藤本監督は上記の原氏と違い現役時代は比較的地味な存在で、ソフトバンクの二軍監督を経て、黄金時代を築いた工藤監督の後を継いで22年に監督就任。圧倒的戦力を有しながら22年2位・23年3位で、22年はファーストステージで西武に連勝したがファイナルステージでオリックスに1勝3敗と敗れ、23年は公式戦最後の1試合でロッテに2位を譲り3位で終え、ロッテとのクライマックスシリーズファーストステージでロッテに1勝2敗で敗れ去りました。
23年のシーズンは大黒柱の千賀がMLBへ移籍、替わりではありませんが日ハムの近藤をFAでゲット。近藤はあわや三冠王という活躍でしたが野手と投手の違いもありますが、千賀の穴を埋められなかったというところでしょうか。
圧倒的戦力を抱えてと言われたソフトバンクですが、王会長の期待に応えられなかったことが監督2年での退任に繋がったのでしょうか。

石井監督は元ヤクルトのエースですが、ヤクルトからポスティングでMLBへ、それからヤクルトに里帰り後、FAで西武へ。2013年で現役引退後吉本興業に一般社員として入社しますが、2018年にどういう経緯か楽天のGMに就任。20年からは監督を兼任しました。なかなか波乱万丈の人生です。21年3位、22年4位、23年4位と結果が出せず三木谷社長の期待にこの方も答えられなかった、ということです。

球団トップの期待に応える、というのはまさにケースバイケースで、巨人やソフトバンクの監督ならば優勝がマストだったり、最下位のチームだったら数年かけてAクラス入りすればOKだったりすることもあります。
監督・コーチそれぞれに結果が出せないと選手同様オフには厳しい現実が待ち受けてたりするわけです。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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